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2017-06

《現実界》だけの人との研究に向けて(2/4) - 2012.05.23 Wed

《現実界》だけの人との研究に向けて(2/4)

まず、《現実界》だけの人々は、彦坂の言語判定法で分析する限り、かなりの人数存在しています。ありふれた存在であり、今日の社会の一般的な傾向なのです。

有名人では、すでに上げている名前では朝青龍、沢尻エリカですが、これは彼らがスキャンダルを起こしたことから判明したというものです。

繰り返しますが、名前を上げられない普通の人々や作家にも、実に多くの《現実界》だけの人々がいます。これが現実であると言うことです。そういう意味で、《現実界》だけの人について、観察し研究することは重要な事なのです。

人間の精神が分裂して、《現実界》だけの人、《想像界》だけの人、《象徴界》だけの人、《サントーム》だけの人に分裂しているようなのです。とは言っても、《想像界》だけの人の人数が圧倒的に多くて、図式的に予想すれば8割の人が《想像界》だけだと考えられます。

確かにU2とかオアシスのような《第6次元 自然領域》のロックがはやって、大量の視聴者を獲得しているので、こうした音楽が共通する文化であるとも言えます。市場ということを考えれば、この《想像界》だけのアートこそが重要であると言えます。

しかし本当にそうなのでしょうか。
むしろ現在は共通する文化の無くなった時代です。趣味の多様性というのは、同時に人格の多様性であって、つまり共通する文化や価値は失われて、分かる者どおしが繋がって島をつくる。その島がいくつも成立して、群雄割拠した状態になっている。ちょうど昔の戦国時代のような世界が広がっている。

一見、共通する文化が存在するように見えて、実際には深い亀裂が走っていて、分裂が埋めがたく広がっている。

東 浩紀が指摘しているように、日本はバラバラになっているのです。崩壊の時代であると言えます。

 そうした中で、自分なりの小さな島にたどり着くことが重要ではないでしょうか。各自が、自分の価値にあった人を見つけて、群雄割拠して、各自の文化を創っていく時代なのです。
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《現実界》だけの人の研究に向けて(1/4) - 2012.05.23 Wed

《現実界》だけの人の研究に向けて(1/4)

人間関係に関する悩みというのは、いつの時代でもあるものです。

今日の人間関係の悩みは、2つあります。家族関係と、業界関係です。

どちらも直接的に接する人間関係です。

もっともそれ以上というか、直接性の無い、間接的な関係での悩みというのもあります。どちらにしろ、自分の感性に不快を与えてきて、何らかの反撃や、否定や、破壊をする必要を生じるのです。

ヘーゲルの哲学では、この他人との関係の戦いや破壊が重要な主題になっている面があります。

ここで2つの態度があります。つまり社会的に他人と戦って説得し、破壊し、評価を得ていくことを目指す生き方が一つです。もう一つは、他人とは、戦いをしなくて、頭を低くして、小さくなって、やり過ごし、小さな自分の住み処の中に隠棲していく生き方です。


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脳の多様性への道(1) - 2012.05.03 Thu

脳の多様性への道(1)


人類の歴史を見ると、脳の発達が大きいことが分かる。
150万年~250万年前に、人科の脳の平均サイズが400ccから900ccへと、2倍以上になっている。 
(サラエルトンの研究。オッペンハイマー著『人類の足跡10万年全史』頁32~33)

この脳の増大化の理由として考えられているのは、雑多なものを食べる雑食性と、複数の人間が柔軟に社会的協力していくという融通性であったという。

雑多なものに反応する《多様性》と、複数の人間が協力していく《融通性》が、人間の脳を大きくし、さらに構造化を進め、さらに今日の社会に現れている、違った脳構造を持つ、多様な人間存在を生み出してきているのです。




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芸術におけるプラズマ化 - 2012.04.04 Wed

プラズマというのは、固体、液体、気体につづく物質の第4の状態です。

気体を構成する電子が、陽子イオンと、電子に別れて、自由に運動している状態です。つまり電子が解体されているのですが、それは今日では家族や、友人などの人間関係の分離から、画廊の質の変化、会社の雇用関係の変化などを生み出しています。

美術で言うと、水の比喩で言えば、液体の水が沸騰して気体化した美術作品がポロックであったのですが、この気体化した美術がさらにプラズマ化して来ているのです。

そのプラズマ化が、どの作家から起きたのかを正確にはまだ言えませんが、少なくともジェフ・クーンズにおいてはプラズマ化しているのです。
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画像作品とペインティング化の問題 - 2012.04.03 Tue

今日においては、たとえば絵画作品は、国際展にはほとんど出てこない状態になっています。一方、アートフェアでは依然として絵画が主流を占めています。

こういう国際的な状況を、どう考えれば良いか?

何が芸術にこのような変動を起こしているのか?
この様な変動を起こしているそもそもの原因はなんなのか?
そしてこの変動によって、表現論的には、如何なる構造が生じているのか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

このような、基本的な状況分析や、芸術分析が、日本の美術界では、まったくなしえない状態になっています。

まじめな議論をしたくても、それを、なし得る知的な状況にはないのです。

絵画の死という状況を感情的に反発して、絵画が死んでいないという主張をする評論家もいますが、ならば、国際展の状況をどのように説明するのか、わかりません。

根本的な文明の転換が、今日なされていて、それが芸術的な変貌をよんでいるのです。

こういう知的に衰弱した日本の状況の中で、真摯に考えようとすること自体が不可能に挑む無謀な作業となります。

彦坂尚嘉の作業は、こうしたものであって、無駄なことを日本の中でやっているのにすぎません。

しかし、すべての論理的、哲学的な思考は、日本の中では無駄なことにすぎません。

ましてや、芸術について考えることは、日本においては無駄なことです。

無駄なことをする意思がなければ、できないこともあるのです。

と言うわけで、無駄を覚悟で、不毛な思考を、彦坂尚嘉はあいかわらず展開しています。

今回は、「画像作品とペインティング化の問題」を論じます。
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《下》と《下の下》について - 2012.04.02 Mon

日本の現実は、街を歩いて見える世界の大半は《下》です。《下》というのは、「上中下」という三つの区分を言葉にして、その言葉、つまり「下」なら「下」という言葉を投げかけると、見えてくる世界です。この問題を考えます。
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作品を売ることは汚いのか(4/ 5) - 2012.03.02 Fri

『作品を売ることは汚いのか』の最終の一つ手前です。無意識に働きかける話です。
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作品を売ることは汚いのか(2~3/4) - 2012.03.01 Thu

『作品を売ることは汚いのか』のシリーズの2と3です。まあ、基本的な話をしているので、最後の4では、少し具体的な手法を話しています。さらに5を作りたいのですが、作れるかどうかを、まだ分かりません。

作品を売ることを当たり前とする人も多いと思いますが、現在の不景気な状況になると、かつてのような甘い状況ではないように思います。

美術マーケットは冷え切っています。こういうときこそ、基礎を再度考えて、新しい時代に乗り出して行かなければなりません。5が作れるとすれば、そういう内容をお話しできればと思います。
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プロフィール

New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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