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2017-08

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『アモーレス・ペロス』 - 2013.03.04 Mon



 『BIUTIFUL ビューティフル』の映画監督であるアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥの処女作品です。素晴らしい映画ですが、予告編を見ると、見たくない人が多いかもしれません。

『アモーレス・ペロス』と言う題名は、スペイン語で「犬のような愛」を意味するそうですが、人間の人生というものを真面目に考えるタイプの人には必見の大名作です。この映画はカンヌ国際映画祭の批評家週間と東京国際映画祭のグランプリを受賞しています。


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三池崇史監督『ヤッターマン』 - 2013.03.02 Sat



 『13人の刺客』の三池崇史という映画監督が、日本人ではめずらしく高温プラズマ化していて優れていたので、その後に作った『ヤッターマン』を見ました。


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十三人の刺客 - 2013.02.23 Sat



 ラカンの読書会を終わって帰ってから、愚かにも『13人の刺客』の三池崇史の監督のリメイク版を最後まで一気に見てしまいました。



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SP 野望篇における《原-映画》 - 2013.02.10 Sun



この予告を劇場で見ていて、見たいと思ったのですが、日本映画だから期待は裏切られると思って見ませんでした。

ところがDVDで見ると、とんでもない大傑作、冒頭から《原-映画》が出現していて非常に美しい映画です。日本映画でもこんなにちゃんとした映画が作れる。私は本当に涙を流して泣きましたね。感動です。凄い! 


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英リチャード3世の遺体、500年ぶり発見か 鑑定結果発表へ - 2013.02.05 Tue



シェークスピアの『リチャード3世』は、狡猾、残忍、豪胆な人物で、怪異な容貌と鬱屈した野心もっています。ローレンス・オリヴィエ監督・主演で映画化されていて、私はそれで見ています。その実物の遺体が見つかったという報道です。
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英リチャード3世の遺体、500年ぶり発見か 鑑定結果発表へ
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CNN.co.jp 2月4日(月)12時0分配信


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映画『漫才ギャング』 - 2013.02.05 Tue



 日本映画再発見の第二弾です。この『漫才ギャング』は品川祐(ペンネーム:品川ヒロシ)作による、日本の小説作品の映画化なのですが、監督は小説家の品川ヒロシ自らが監督したものです。


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大奥 (Ohoku / Ooku) - in Reverse of the Gender Roles 男女逆転の世界 - 2013.02.03 Sun



”よしながふみ”の少女漫画『大奥』を原作にした映画で、2010年10月封切りの初日3日間で興収4億6515万8500円を稼いだという成功映画を遅まきながら見ました。
 
 赤面疱瘡(あかづらほうそう)という架空の疫病によって男性が激減したため、社会が女性を中心としたものとなってゆくという逆転した江戸時代の大奥を描いた歴史改変SFです。原作漫画はセンス・オブ・ジェンダー賞特別賞を受賞している事からも分かるように、ジェンダー系の視点で描かれた物語。私はこの手の物語は大好きです。現実に日本やアメリカ合衆国にも女性首相や大統領の成立を期待します。

 何よりも柴咲 コウの美しさと、阿部サダヲの顔だけでしびれてしまう映画です。それだけではなくて全体にキャスティングが上手くいっていて、役者もがんばって演技している。


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ジャンゴ 繋がれざる者/クエンティン・タランティーノ - 2013.01.22 Tue



クエンティン・タランティーノ監督は好きなのですが、おまけに音楽はジェームス・ブラウンですから、劇場に行かなければなりません。歳をとって良いことは少ないのですが、数少ない良いことの一つは映画賃が安くなることです。
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[映画.com ニュース]最新作「ジャンゴ 繋がれざる者」が第85回アカデミー作品賞など5部門にノミネートされたクエンティン・タランティーノ監督が、2月14日に来日することがわかった。



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『フィニアスとファーブ』/《高温プラズマ》のアニメ - 2013.01.17 Thu



恐るべしディズニー! 宮崎駿のアニメで見事にディズニーに勝ったと思っていたら、さすが元祖で、ディズニーが本格的な展開をしていました。

『フィニアスとファーブ』というのはディズニー・チャンネルオリジナルアニメです。アメリカでは2007年8月から、日本では2008年2月からディズニー・チャンネルで放送中です。


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トムクルーズ/『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』 - 2012.12.17 Mon



 トムクルーズが企画プロデュース主演している映画『ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル』を見てつまらなかったと書きましたが、見ていてCGであると思っていたシーンが、スタントマンも使わないで、トムクルーズが実演していたので、仰天しました。

 地上828メートという世界最高のビルから飛び降りて、しかも下に向かって外壁を走るのです。信じられないというショックを受けました。これは凄い! 自分には出来ないことです。もともとトム・クルーズが大好きであったのですが、それは彼が異常なハイテンションだからです。

 彼の顔を彦坂尚嘉の言語判定法を使った芸術分析で見ると《20階建て》になっています。こういう《なになに建て》というのは、プラズマ化すると重層化が激しくなって、それに対応する言語判定法の新方法なのです。つまり日本の普通のもの、例えば会田誠さんの作品はフラットな1階建ての作品なのですが、今日のジェフクーンズなどの絵画作品は20階建てになっています。

 そしてトム・クルーズのハイテンションな顔は、その精神が20階建てになっているのです。だからこのシーンの撮影を本人のスタントで出来る。日本という社会は1階建てであり続けているのですが、先進国の尖端は、20階建てというような高さになっているのです。だから日本の競争力は落ちて、急速に資産が消えているのです。


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アンジェイ・ワイダ監督作品 映画「菖蒲」 - 2012.12.11 Tue



 見に行きたいですが、仕事が遅れているのでビデオになるかもしれません。たいへん良い映画のように思えます。
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Hulu、米国の人気コメディ番組「サタデー・ナイト・ライブ」 を日本初の独占配信  - 2012.12.07 Fri



Huluって、何だかよく分からないままに、「サタデー・ナイト・ライブ」が見たくて、契約しました。

Huluというのは、ハリウッド映画や人気海外ドラマなどのプレミアムコンテンツをテレビ、 パソコン、スマートフォンなどで見れるという商品です。

「サタデー・ナイト・ライブ」はいままでもビデオレンタルや、セルビデオで見てきました。ジョン・ベルーシのものは買っています。エディ・マーフィも昔は大好きでしたが、「サタデー・ナイト・ライブ」時代が最高でした。どぎつい人種差別や性差別、政治の風刺などのブラック。ジョークがもの凄くて、笑えました。

私は喜劇が好きなんです。笑いというのは、人生で最高のものだと思います。アメリカの笑いが好きなんですが、大人の笑いなんですね。レニー・ブルースという毒舌スタンダップコメディアンがすきで、彼は黒人客を目の前に黒人差別用語や、卑猥語を言ったりする笑いで、これはダスティン・ホフマン主演の1970年の映画も見ていますし、本物の記録ビデオも買っています。


笑いに大人と子供があるの不思議なのですが、大人の笑いというのは、人種差別とか、年齢差別、性差別、ゲイ差別とか、政治の笑いとかです。もちろん日本の笑いにもそういうものはありますが、アメリカの方がどぎつくて、黒いのですね。その黒さが好きなのですが、日本の中では無理ですね。



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追悼:若松孝二! - 2012.10.18 Thu

追悼:若松孝二!
1965年の『壁の中の秘め事』から始まって、最後まで戦い続けた姿勢に深く敬意を払います。私も見習いたいと思います。
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映画は、ピンクと言うにもかかわらず、猥褻ではありません。
低予算の中で、映画であることを追究した姿勢は評価できます。
下記をクリックすると、映画が見られます。
なかなか実験的で、映画として懐かしさのある良い代表作です。


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社会というもの - 2012.10.13 Sat



■社会というもの■

普通の日本語にある「1流」というものは、人間の文明社会を成立させている抑制性と言えます。それは小津安二郎の映画のように、決して下品なものを見せない世界です。小津の映画では、殴り合いも、人殺しも、セックスシーンもないのです。小津は生前にまわりの人に、「あいくちは見せるな」と繰り返し話しています。

こうした性格は、実は18世紀の以降のモダンアートの高級芸術の態度でもありました。文化を、高級な理性的な抑制性のあるものと、下品な野蛮な自然状態に分離して、低級なものを抑圧し、切り捨てようとしたのです。



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ザ・インタープリター - 2012.07.04 Wed



シドニー・ポラック監督によるニコール・キッドマン及びショーン・ペン主演の社会派サスペンス・ラブロマンス。

まあ、典型的な娯楽映画でしか無いのだが、それが《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》《α》という全精神領域を揃え、《超次元》~《第6400次元》で制作されている。

今日の娯楽映画が、同時に芸術映画に同時表示されている見事さがある。

特に、ニューヨークでのバスの爆破シーンとその直後の俯瞰シーンは非常にきれいであった。

それと国連を舞台にした映画で、実物の国連がこれほど撮影されているというのは希有の映画。

ショーン・ペンが好きな私としては、通俗的に大満足でありました。

今敏の芸術アニメ『パーフェクト・ブルー』と『ブラック・スワン』 - 2012.06.17 Sun

坂出太郎さんから、コメントを再びいただきました。


ダ―レンアロノフスキ―は「π」が有名ですね。これは塚本晋也監督の「鉄男」の影響が強い作品です。たぶん次に「レクイエムフォードリーム」を監督してますが、これはアニメ監督の今敏さんの「パーフェクトブルー」のパクりも入っています。
特徴として、手持ちカメラで撮るからかカメラ酔いをするから苦手な方がいるようです。パクり色が強く、じめじめした雰囲気の映像なんでほとんどみなかった監督です。ブラックスワンに関しては、じめじめした不潔なグロさがやはりあり見るにたえない場所はありました。
こうしたじめじめしたグロさは塚本晋也監督の「鉄男」を思いだし、アニメの今敏さんの「パーフェクトブルーー」にもあるように思います。
腐った傷口をわざわざ観客に見せたり、傷を見せる傾向がありますね。そこが見ていてきつい部分です。アロノフスキ―監督自身の感覚なのかオマ―ジュしている日本人監督の真似なのかはわかりませんが。


坂出太郎さんのご指摘の『鉄男』は良い映画だと思いますが、ここでは触れないで『パーフェク・トブルー』に、問題を絞りたいと思います。
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ブラック・スワンの下品さ - 2012.06.16 Sat

今、帰ってきたところです。これからレンタルビデオ屋のゲオに行きます。

ブラックスワンを遅まきながら借りてきました。
まあ、有名であったことと、知人の多くが見ていて、良い映画だと言っていて、評価の高いものであったからです。私がすぐに見なかったのは、《第1次元 社会的理性領域》の映画で超次元の名作ではなかったからでした。

途中まで見ましたが、良くない映画なので、見るのを止めます。

芸術になっていません。デザイン映画で、しかも生理的に痛い映画でした。痛みのある表現をします。下品です。

主演のナタリー・ポートマンは、『宮廷画家ゴヤは見た』で素晴らしい演技だったので、見たかったのですが、上品すぎる繊細な私の感性では、見るに耐えないしろものです。

 《第1次元 社会的理性領域》から50次元の映画ですから、本当はモダンアートの高級映画=ハイアートで作られているはずで、そのように見せかけているのですが、内容はデザイン映画で、大衆映画の直接性に還元されています。

その意味では、新手の大衆映画です。

つまり《ハイアート》の枠組みで、《ローアート》にしているのです。

バレーの高級な物語を、ホラー漫画にしたようなしろものでしょうか?

ティム・バートンの『ダーク・シャドウ』 - 2012.05.22 Tue

ティム・バートンの『ダーク・シャドウ』

dark_shadows.jpg

ティム・バートンの『ダーク・シャドウ』を見てきました。

もともとはテレビシリーズであったのですが、すでに2本映画になっています。この映画の予告が面白いので、まずは見てください。




ジョニー・デップが主演ですが、印象的だったのは魔女を演じたのはエヴァ・グリーンでした。


eva-green-dark-shadows-movie-image-3.jpg

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We Were Soldiers - 2012.04.28 Sat

『We Were Soldiers(邦題:ワンス・アンド・フォーエバー)』

2002年制作のメル・ギブソン主演のベトナム戦争映画。

私の見たベトナム戦争映画の中で、最も優れた映画。戦闘シーンも極めて創造的である。

《真性の芸術》で、《超次元》~《第163万8400次元》まである崇高な映画。



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ジョニー・マッド・ドッグ - 2012.04.04 Wed

『ジョニー・マッド・ドッグ』は、2008年のフランス映画。
内乱中のリベリアを舞台にした少年たちの反乱軍の映画。
フランス映画らしく、奇麗なのだが、しかし駄目だった。


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キャッチ22 - 2012.02.26 Sun



彦坂尚嘉の芸術分析で、《超次元》~《第51200次元》の特上の映画。
すばらしい!

原作は、アメリカ合衆国の風刺作家ジョセフ・ヘラーで、『キャッチ=22』はアメリカ国内で1千万部を超える売り上げを上げた。

映画「キャッチ22は1970年に公開されたもので、『バージニア・ウルフなんかこわくない』『卒業』で有名な監督マイク・ニコルズ。

まあ、今の日本で見て、面白いと言う人は10人に2人もいないだろうが、しかし現在の日本は、まさに《キャッチ22》ではないだろうか?

英語圏では、《キャッチ22》というのはジレンマ、パラドキシカルな状況を呼ぶ常套句となっている。

『世界侵略:ロサンゼルス決戦』/日本軍のロス攻撃の幻影 - 2012.02.21 Tue



地球を侵略してきた宇宙人と戦う戦争映画です。
レンタルビデオ屋のゲオで、ようやく新作では無くなって80円で借りられたので見ました。80円というのも驚異的な安さです。

見た理由は、ジャケットが《超次元》~《第51200次元》まである超多層の映画だったからです。《超次元》~《第51200次元》あるという表現は、今日では、かなり多く見られるようになっています。

評判は良い映画です。多くの人が面白かったと評価していますが、私はつまらなかった。


非常にまじめに作られている戦闘映画なのですが、まるで昔の戦争テレビ映画の『コンバット』を見ているような古さがあるのです。

その理由は様態が《液体》映画だったからです。この様態については、次回、もっと詳しく書きたいと思います。

監督は『テキサス・チェーンソー ビギニング』のジョナサン・リーベスマン。キャストは『アバター』のミシェル・ロドリゲスで、やたらにまじめに力演しています。『アイ,ロボ­ット』のブリジット・モイナハンなど、脇役も悪くはない映画です。しかし古い。

何故に古いのか?

それはこの映画が、実はエイリアンの宇宙戦争物では無くて、実は日本軍がロスアンジェルスを攻撃したという、アメリカの被害妄想を描いた映画だったからです。

実際に、戦前の1942年2月25日に日本軍がロスアンジェルスに上陸して侵略したという『Battle of Los Angeles』という騒ぎがあったのです。

日本海軍の空襲を信じたアメリカ陸軍が対空砲火を中心とした迎撃戦を展開、その模様はラジオ中継されアメリカ西海岸をパニック状態に陥れたという事件でした。

現実には日本海軍は攻撃していなくて、アメリカの被害妄想が生んだ幻の大事件だったのです。詳しくは以下のwikiを読んでください。


http://ja.wikipedia.org/wiki/ロサンゼルスの戦い




魏 斯捷さんの映画 - 2012.02.20 Mon

上映会を終えて京都に帰ってきました。
零下4度で寒いです。

さて、魏 斯捷さんの映画です。
彼女は才能があるので、頭だけでも見てあげてください。



張さんの映画もすごく良かったのですが、
私がハードディスクを壊してしまって、データーが失われました。
今、京都に来ているようなので、
会うように連絡を取っています。
上手くすれば、撮影を再度してもらうつもりです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

というわけで、台湾からの留学生・張さんが、
今日、京田辺の私たちの所に来て、泊まっています。

ニューヨーク批評家協会賞発表!受賞作品の『ジ・アーティスト』 - 2011.12.07 Wed




アカデミー賞への指針となるニューヨーク批評家協会賞発表!受賞作品の『ジ・アーティスト』ってどんな映画?【第84回アカデミー賞】
シネマトゥデイ 12月7日(水)1時40分配信

拡大写真
『ジ・アーティスト(原題)/ The Artist』ミシェル・アザナヴィシウス監督と主演女優のベレニス・ベジョ - Frazer Harrison / WireImage / Getty Images
 いよいよアカデミー賞レースに向けての火ぶたが切られた。というのも、アカデミー賞候補作品の指針になるともいわれているニューヨーク批評家協会賞の受賞作品、受賞者が今週発表されたからである。

 ニューヨーク批評家協会賞は、各種批評家協会賞の中で最も古く1935年よりスタートしている。ほかの映画賞と比べて娯楽性よりも芸術性や社会性を持った作品を選ぶ傾向にあることから、メジャー路線を行く関係者の一部からは「オタクで賞」などと陰口をたたかれており、ある意味では昔気質の硬派な映画賞といってもいいかもしれない。だがここで着目すべきは、ニューヨーク批評家協会賞を受賞をするとアカデミー賞候補に上るのはほぼ確実、アカデミー最高の栄誉である作品賞の受賞確率は約50パーセント弱と言われている。

 今年のニューヨーク批評家協会賞の作品賞を受賞したのは『ジ・アーティスト(原題)/ The Artist』という映画。日本ではまだ聞き覚えのない映画が映画業界でどれだけ大胆な存在かをざっとご紹介しよう。

 近代の映画製作において映画スタジオが一番嫌がるタイプの映画に、字幕付であること、白黒作品であること、というのがある。まず字幕は、登場人物の言っていることが直接わからず字幕を読むのも面倒くさい、白黒に関してはカラーに慣れ親しんでいる現代の映画ファンに白黒映画は退屈だという理由からで、すなわち興行的にリスキーであるという判断からである。

 映画の登場人物がセリフをしゃべるのが当たり前になっているこの時代に、字幕どころか、登場人物のセリフがまったく聞こえない映画だったら一体どうなるのだろうか? それにあえてチャレンジしたのがこの『ジ・アーティスト』という作品である。全編を通して白黒なおかつサイレントというかなり大胆な試みの作品なのだ。

 それだけでなく、スクリーンからかもし出されるサイレント映画時代の雰囲気が絶妙に甘く切なく、見ているものをどんどんひき込んで行く、と大評判である。映画のあらすじは、サイレンス映画の時代から、トーキーへと目まぐるしく移り変わって行く映画業界の中で、栄華衰退してゆくサイレント男優と女優のロマンス描いたもの。フランスのミシェル・アザナヴィシウス監督がメガホンをとっており、ニューヨーク批評家協会賞では同作品で監督賞を受賞した。

 公開前からすでに大評判の『ジ・アーティスト(原題)/ The Artist』。これから各映画賞レースでどこまで食い込み、それがどこまでアカデミー賞につながっていくか。眼が離せない作品となりそうである。(文・ロス取材: 明美・トスト/Akemi Tosto)

デヴィッド・フィンチャーの映画(1) - 2011.10.14 Fri

デヴィッド・フィンチャーという映画監督に興味を持ち始めました。

私はすでに1992年にエイリアン3、1995年のセブン、そして1999年にファイトクラブ、さらに最近のソーシャルネットワークと、4本も見ているのですが、
最近、『ファイトクラブ』を見直しして驚いたのでした。

今頃になって騒ぎ始めるというのも、いかに私の 映画鑑賞のセンスが遅れているかを証明するようなものですが、遅ればせながら見ていきたいと思います。


『エイリアン3』(Alien³)は、1992年のアメリカ映画。
デヴィッド・フィンチャー監督のデビュー作。
2005年の完全版では劇場公開版でカットされてしまったストーリー上重要なシーンや、陰鬱な世界観を表現した描写がなされたシーンが追加され、 されて評価が高まった。
私もこの完全版の二枚組DVDを買って、見始めています。
特典映像のメイキングビデオが、やたらに長い力作です。



『セブン』は、猟奇殺人を描いた1995年のアメリカ映画。
先鋭的な映像センスと、ノイズを活用した音響により、シリアスかつダークな独特の世界観を描いている。
4週連続で全米興行成績1位に輝いた大ヒット映画


『ゲーム』(原題:The Game)は1997年公開のアメリカ映画。
ショーン・ペンが出演している。
私は未見です。



『ファイト・クラブ』(Fight Club)は、1999年製作のアメリカ映画。1999年に2001年のアメリカ同時多発テロ事件を予言していたという恐るべき映画。

《第6次元》《第8次元》を主潮とする日本文化(校正1) - 2011.09.09 Fri

久しぶりにnegaDEATH さんから、コメントをいただきました。
日本文化というものの本質を指摘した質問で、大変に興味深いものがあります。


negaDEATHです。

彦坂様 

「ザ・ウォーカー」はシネマレビューサイトでの平均評価は10点満点中、5.73点とかなり低く、興行としては失敗に終わった作品でした。



彦坂尚嘉責任による[ 「ザ・ウォーカー」 ]の芸術分析

《想像界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》


《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現。
プラズマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な表現


《シリアス・アート》《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示。
シニフィアンとシニフィエの同時表示。
理性脳と原始脳の同時表示

《透視映画》オプティカル・イリュージョン【A級映画】

《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》
《形骸》《炎上》《崩壊》のすべてが有る。

貴族の芸術と、大衆の芸術の同時表示。

作品空間の意識の大きさが《グローバル》である。
鑑賞構造があって、それは《驚愕》《信仰》である。


【negaDEATH】
以前紹介されていた「プレデターズ」も、平均評価は5.49点でさらに悪く、映画ファンの間では完全に駄作として扱われています。このような作品を芸術という観点から再評価されている記事は非常に面白いです。







彦坂尚嘉責任による[ 「プレデターズ」]の芸術分析

《想像界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》


《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現。
プラズマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な表現


《シリアス・アート》《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示。
シニフィアンとシニフィエの同時表示。
理性脳と原始脳の同時表示

《透視映画》オプティカル・イリュージョン【A級映画】

《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》
《形骸》《炎上》《崩壊》のすべてが有る。

貴族の芸術と、大衆の芸術の同時表示。

作品空間の意識の大きさが《宇宙》である。
鑑賞構造があって、それは《驚愕》《対話》である。




【negaDEATH】
彦坂さんは北野武の映画はご覧になられた事がありますか?私は北野監督の初期作品である「3-4X10月」「あの夏、いちばん静かな海」「ソナチネ」を芸術映画として高く評価しています。



彦坂尚嘉責任による[ 「3-4X10月」 ]の芸術分析

《想像界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》


《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現。
プラズマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な表現


《シリアス・アート》《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示。
シニフィアンとシニフィエの同時表示。
理性脳と原始脳の同時表示

《透視映画》オプティカル・イリュージョン【A級映画】

《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》
《形骸》《炎上》《崩壊》のすべてが有る。

貴族の芸術と、大衆の芸術の同時表示。

作品空間の意識の大きさが《近代国家》である。
鑑賞構造があって、それは《驚愕》《信仰》である。





彦坂尚嘉責任による[ 「ソナチネ」 ]の芸術分析

《想像界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》


《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現。
プラズマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な表現


《シリアス・アート》《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示。
シニフィアンとシニフィエの同時表示。
理性脳と原始脳の同時表示

《透視映画》オプティカル・イリュージョン【A級映画】

《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》
《形骸》《炎上》《崩壊》のすべてが有る。

貴族の芸術と、大衆の芸術の同時表示。

作品空間の意識の大きさが《近代国家》である。
鑑賞構造があって、それは《驚愕》《信仰》である。


【negaDEATH】
今回の記事のテーマでもある「抑制された色調」というモノが、この3作品には際立っています(俗に「キタノブルー」と称されています)しかし逆に言えば、それは刺激が無く退屈なものであるため、上記の作品はどれも興行的には失敗に終わりました。特に海外から高い評価を受けた「ソナチネ」は、日本での興行収入が8千万円で制作費の5分の1以下の結果に終わり、1週間で上映が打ち切られる映画館もあったそうです(ちなみに「ソナチネ」が上映された93年当時にヒットした邦画は「ゴジラvsモスラ」「REX 恐竜物語」「水の旅人 侍KIDS」などです)





彦坂尚嘉責任による[ 「ゴジラvsモスラ」 ]の芸術分析

《想像界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《工芸》
《象徴界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《工芸》
《現実界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《工芸》


《想像界》の表現。
固体の表現


《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィエの表現。
原始脳の表現

《原始映画》ペンキ絵映画【B級映画】

キッチュ

大衆の芸術。

作品空間の意識の大きさが《村》である。
鑑賞構造が無い。《娯楽》《見せ物》《気晴らし》






彦坂尚嘉責任による[ 「REX 恐竜物語」 ]の芸術分析

《想像界》の眼で《第6次元 自然領域》の《工芸》
《象徴界》の眼で《第6次元 自然領域》の《工芸》
《現実界》の眼で《第6次元 自然領域》の《工芸》


《想像界》の表現。
固体の表現


《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィエの表現。
原始脳の表現

《原始映画》ペンキ絵映画【B級映画】

キッチュ

大衆の芸術。

作品空間の意識の大きさが《村》である。
鑑賞構造が無い。《娯楽》《見せ物》《気晴らし》






彦坂尚嘉責任による[ 「水の旅人 侍KIDS」 ]の芸術分析

《想像界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《工芸》
《象徴界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《工芸》
《現実界》の眼で《第8次元 信仰領域》の《工芸》


《想像界》の表現。
固体の表現


《気晴らしアート》
《ローアート》
シニフィエの表現。
原始脳の表現

《原始映画》ペンキ絵映画【B級映画】

キッチュ

大衆の芸術。

作品空間の意識の大きさが《村》である。
鑑賞構造が無い。《娯楽》《見せ物》《気晴らし》




Re: 《第6次元》《第8次元》を主潮とする日本文化
negaDEATH 様

> 「ザ・ウォーカー」はシネマレビューサイトでの平均評価は10点満点中、5.73点とかなり低く、興行としては失敗に終わった作品でした。以前紹介されていた「プレデターズ」も、平均評価は5.49点でさらに悪く、映画ファンの間では完全に駄作として扱われています。このような作品を芸術という観点から再評価されている記事は非常に面白いです。

興行的に失敗した事は、私にも予想出来ます。
「ザ・ウォーカー」は、『北斗の拳』の模倣作品ですが、しかし模倣してレベルを上げているのです。見るのも苦しい程の抑制であり、しかもその基本にあるのはキリスト教の信仰としてのバイブルの存在、つまりバイブルというのは神そのものです。言葉が神なので、そういう事なのですが、日本の観客の多くが、バイブルを読んだ事も無いのですから、つまらなくしか思えないのは当然です。
 つまり北斗の拳が空手文化を基調にしているのに対して、聖書そのものへの信仰を基調にしたアクション映画なのです。しかも根底にあるのは西部劇の枠組みです。

「プレデターズ」も、たいへん奇麗な映画ですが、日本の観客が求めるものはキッチュであり、低俗映画なのに、ここにあるのは低俗なフリをした高級映画なのでした。そのことが最高に面白いのに、それを鑑賞する力は、日本人の教養の低さでは無理なのです。

日本の大衆が求めるものは、あくまでもキッチュな娯楽であって、低俗性のある娯楽しか求めていないのです。そこには高級な文化への根深い恐れとコンプレックス、そして忌避があります。


> 彦坂さんは北野武の映画はご覧になられた事がありますか?

最初の『この男凶暴につき』からHANA-BIまで、全て見ていて、評価は高いです。

> 私は北野監督の初期作品である「3-4X10月」「あの夏、いちばん静かな海」「ソナチネ」を芸術映画として高く評価しています。

私も「3-4X10月」はすばらしいと絶賛致します。

>今回の記事のテーマでもある「抑制された色調」というモノが、この3作品には際立っています(俗に「キタノブルー」と称されています)しかし逆に言えば、それは刺激が無く退屈なものであるため、上記の作品はどれも興行的には失敗に終わりました。特に海外から高い評価を受けた「ソナチネ」は、日本での興行収入が8千万円で制作費の5分の1以下の結果に終わり、1週間で上映が打ち切られる映画館もあったそうです(ちなみに「ソナチネ」が上映された93年当時にヒットした邦画は「ゴジラvsモスラ」「REX 恐竜物語」「水の旅人 侍KIDS」などです)

ヨーロッパの観客の教養の高さが、日本には無いのです。
その理由は、つまり北斗の拳が空手文化を基調にしているのに対して、聖書そのものへの信仰を基調にしたアクション映画なのです。根底にあるのは西部劇の枠組みです。

単純化して言えば、ヨーロッパは文明であるのに対して、日本は文明が無くて、原始であるという事です。吉本隆明的に言えば、日本の大衆の元像には、原始社会が生きていて、日本人は黄色い猿なのです。黄色い猿として、動物的な原始能の娯楽を求める気持ちが強くあるように思えます。 それはそれで良いのであって、無理してヨーロッパ化しなくても良いのです。

私は『HANA-BI』も美しい「キタノブルー」であったと思います。浅草芸人の北野武がこの映画をつくって、しかし日本人はこれを観に行かない人が多くいるという所に、日本の文化の限界があります。しかし限界があるのは日本だけではなくて、アメリカでも、フランスでも、イタリアでも、それぞれの国の限界があります。限界があるという事は、避けがたい事なのです。





彦坂尚嘉責任による[ 『HANA-BI』]の芸術分析

《想像界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《象徴界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》
《現実界》の眼で《超次元》~《第6400次元》の《真性の芸術》


《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界をもつ重層的な表現。
プラズマ/気体/液体/固体/絶対零度の5様態をもつ多層的な表現


《シリアス・アート》《気晴らしアート》の同時表示。
《ハイアート》と《ローアート》の同時表示。
シニフィアンとシニフィエの同時表示。
理性脳と原始脳の同時表示

《透視映画》オプティカル・イリュージョン【A級映画】

《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》
《形骸》《炎上》《崩壊》のすべてが有る。

貴族の芸術と、大衆の芸術の同時表示。

作品空間の意識の大きさが《近代国家》である。
鑑賞構造があって、それは《驚愕》《信仰》である。

ベイ監督『トランスフォーマー』3部作の分析 - 2011.08.20 Sat

ベイ監督の『トランスフォーマー』第一作の制作費は、180億円。

彦坂尚嘉の『アートの格付け』では、《第1次元 社会的理性領域》?《第100次元》の作品でした。

《第1次元 社会的理性領域》で、しかも《第100次元》までの作品というのは、《近代》という時代の芸術の枠組みの中に収まっているものでした。

ベイ監督の『トランスフォーマー』第二作の制作費は、360億円以上。

彦坂尚嘉の『アートの格付け』では、《超次元》?《第400次元》の作品でした。

《超次元》で、しかも《第400次元》まであるということは、バーチャルリアリティの領域に拡張した映画だったのです。

ベイ監督の『トランスフォーマー』第三作の制作費は、推定700億円以上。
美術家では、これほどの大金をかけて一作を作る人はいません。

彦坂尚嘉の『アートの格付け』では、《超次元》?《第6400次元》の作品でした。
つまり、人類が到達出来る《超-多次元性》に、見事に到達した傑作映画であったのです。
しかも3D映画です。

しかし、既に前のブログで述べたように、これは日本人にはあまり好まれないように、私には見えます。
何故か? 強すぎるし、革新的すぎるし、お金がかかりすぎているし、長過ぎます。
しかし私は好きなのです。

それは《原-映画》《映画》《反-映画》《非-映画》《無-映画》《世間体の映画》《映画の形骸》《映画の炎上》《映画の崩壊》という全概念梯子が有るということです。この面白さが分からないとベイ監督の凄さは理解できないのです。つまり《芸術》なんかは無くても良い。《原-映画》の全領域の探求があれば、それはすぐれて映画なのです。
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『トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン』 Transformers: Dark of the Moon - 2011.08.20 Sat

トランスフォーマー3を見てきました。

3D映画で、非常にタイトに出来ていて、一見する所はたわいもないロボット映画で、お子様ランチの荒唐無稽の映画に過ぎませんが、しかし、ベイ監督は、期待を裏切らないがんばりで、抽象映画とも見える原-映画の執拗な展開を追っています。

ここには《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》という芸術概念の梯子は全く無いのですが、しかしだからといって《キッチュ》というものではないのです。正確には、ドラマそのものの形式は、既に述べたように荒唐無稽なロボット映画に過ぎないし、喜劇の枠組みで作っているのですが、にもかかわらず、別のものに同時になっているのです。

実際に、映画を見ると、まったく一般受けするものではない事がよく分かります。あまりにもお宅の映画であるとも言えるもので、今の日本ではヒットはしないのではないでしょうか。

映画そのものとしては《超次元》から《第6400次元》あって、彦坂尚嘉的には絶賛です。もう一度、劇場で見たいと思っています。

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コーエン兄弟の『ノーカントリー』 - 2011.07.20 Wed

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怖い映画だった。あまり怖かったので、もう一度見ようと思っている。
コーエン兄弟は大好きなのだが、どういうわけだかこの2007年の映画は見損なっていたし、
まったく知らなかった。自分でも驚いている。

no-country-for-old-men.jpg

新潟の「蔦屋書店」で見つけた。新潟だと「TSUTAYA」が漢字になっていた。ホテルでみるビデオを探して、《超一流》という言葉を投げかけながら探していて、この『ノーカントリー』を見つけた。

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何と言っても怖かったのが、ハビエル・バルデム演じる空前絶後の冷酷無比な殺人鬼による圧倒的な暴力描写。

javier-bardem.jpg

Javier_Bardem_i_No__121016a.jpg

この映画は、もちろん《超次元》から《第6400次元》の映画で、プラズマ状態です。心臓の強い方は、ぜひチャレンジしてください。

『ノーカントリー』は2007年度のアカデミー賞で,作品賞を含む4部門を受賞しています。


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メル・ギブソンの『パッション』(加筆1) - 2011.07.17 Sun

The Passion of the Christ3

メル・ギブソン監督の『パッション/The Passion of the Christ』です。
題名の意味は『キリストの受難』ということです。

メル・ギブソンは、1979年の『マッドマックス』というオーストラリア映画から見てきています。この後アメリカに渡って、1987年から1998年まで『リーサル・ウェポン』というアクション娯楽映画シリーズ4本の主役を演じましたが、これも全て私は見ています。

アクション映画スターとしての成功を基盤に映画監督業に乗り出して、『ブレイブハート』でアカデミーショー作品賞を含む4部門を取った事に驚きがありました。さらにこの『パッション/The Passion of the Christ』で、全編アラム語とラテン語という宗教映画を撮る狂気ともいうべき監督に成長するということ事態には、本当に驚きがあります。

それは、同じ様な道を先輩として歩んだクリント・イーストウッドと重なる驚きなのですが、一介の役者を大映が監督に成長させて行くというハリウッド映画の凄みを突きつけられる名作です。

日本であれば、それは北野武や松本人志という喜劇人に見られる特徴なのですが、しかしそのあくなき成長と高みを目指すアメリカ・アクション・スターの異常にまでの精神性と思想性に驚きを禁じ得ません。その背景には、喜劇やお笑いではなくて、真摯なまでの破綻した世界への注視があります。娯楽映画の底が抜けて、黒い海が見えるのです。日本人がリスク回避して、原発安全神話という新興宗教に溺れて行ったのとは反対の、高いリスクにかける姿勢があるのです。




The Passion of the Christ2

作品は、彦坂尚嘉的に言えば、《超次元》から《第6400次元》まであって、しかもプラズマの様態を持っている事で、圧倒的にすぐれています。

さらには想像界、象徴界、現実界、サントームの4つのを持っている事で、高く評価できる作品です。

しかし一見する所では伝統的なキリスト教映画に見えるにもかかわらず、全く新しいプラズマの様態の映画であるという所に、実は本質的な重要性があります。言い換えると、伝統的なものが、様態を変化させるだけで創造性を発揮できるという今日性です。

しかし日本人の多く、そして日本のアーティストも、美術商も、美術館官僚も、現在のプラズマ状態に対して背を向けて、前近代の固体状態への郷愁に回帰することを評価する心理パターンでは、メル・ギブソン監督の『パッション』の新しさは見えないでしょう。

『パッション』は、『マッドマックス1』の家族喪失と、『マッドマックス2』の原爆戦争後の荒廃した世界の提示からつながる歴史性を含めた展開として、極めて重要な今日的な映画なのです。

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【『メル・ギブソンのパッション』つづきはブロマガ会員記事になります】

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【会員制に関する付言】

長文による宗教的議論と芸術分析、それを今日の芸術の問題として語り、演習までに持って行こうという内容は、決して多くの人々へ向けた内容とは言えませんので、会員制にしています。ご了解ください。

つまり日本的な社会通念=常識というものは「世界の非常識」と言われますが、この外に出て語る事は、無防備ではできないのです。

彦坂尚嘉の理論も技法も、今つきあってくれている栃原比比奈さんと中川晋介君は、その有効性と的中性を認めてくれてはいますが、多くの人は彦坂尚嘉が教えた事をかっぱらって去って行くのです。たとえば斎藤ちさとが撮影に使っている水槽の使用も、フォトショップの使い方も彦坂尚嘉が提案したものです。しかしすぐに彦坂尚嘉から離脱する。その斎藤の気持ちも理解はできますが、しかし作品はみるみる8流に転落してしまったのです。私が怒るのは、この《第8次元 信仰領域》になって、気泡を実体化してしまう凡庸さです。そこには科学的な観察と、芸術的鑑賞構造を取り違えた愚かさがあります。斎藤ちさとM7での新展開は《8流》になってしまっている。コンビニの柿の種の味と同じ水準です。その程度で満足する小さな作家であったという事です。多くのアーティストは、日本的な《第6次元 自然領域》や《第8次元 信仰領域》だけの小さな芸術に満足しているのです。それはそれで良いとは言えます。私もそれは認めますが、ならば、関わりたくないという気持ちは私にも生じるという事です。

そういう裏切られる経験を何人もで積み重ねてくると、簡単には教えてはまずい事がわかります。多くのアーティストには、芸術を真摯に追求して、偉大なアーティストになろうという様な愚かな意思はないのです。彦坂尚嘉は愚かですから、求道的に生きる事しかできません。無防備に教育活動をしてはいけないのです。というわけで、会員制になってしまいました。大塚英志が『リアルのゆくえ』(講談社現代新書)という本の中で次のように言っています。「パブリックであろうとすると引きこもらざるを得ない」。

もう一人会員が入ってくださいました。ありがとうございます。
誰が入ってくださったかは、こちらにはわかりません。
演習等の送付は、メールでお願い言いいたします。
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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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