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日本の自殺 - 2012.02.15 Wed

日本の自殺


グループ1984年という執筆者たちによって書かれた『日本の自殺』という刺激的な題名の論文が、今出ている2012年3月号の『文芸春秋』に再掲載されています。

再掲載というのはこの『日本の自殺』という論文が、1975年に『文芸春秋』に掲載されたものだったからです。

それが何故に今、再掲載されているのか?
それは『朝日新聞』の本年2012年1月10日の朝刊の「明日の社会に責任を持とう」という論説で、この『日本の自殺』という論文の先見性を再評価したからです。

『日本の自殺』が書かれた1975年というのは、麻薬ともいうべき日本の赤字国債が発行され始めた年です。日本の現在の財政破綻の原因をつくった最初の年に、日本の自殺的な滅亡は予言されていたのです。

とは言っても、指摘の重要な点は、日本人の内的な精神が、平等主義の呪縛の中で、文明的な安逸をむさぼり、腐敗して崩壊していく事を見通している事です。この崩壊が情報化社会の中で加速していくことを正確に見据えているのは、

さすがです。鍛錬やしつけを受けない若者が大量に出現して、日本社会は崩壊していくというのですが、それは今日の状況であります。

 こうした現象は、ローマ帝国の末期現象に似ているという指摘がこの『日本の自殺』という論文でなされていますが、それは今日の世界的な経済危機そのものの原因でもあります。物欲や私欲、私的快楽以上の価値観や目的を失った後期資本主義社会の人々は、今、自殺的な崩壊に立ち会っているというのです。
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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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