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2012-06

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合流 - 2012.06.30 Sat

大変ですね。
結局、糸崎公朗さんを入れて、5人が経済共同体になりました。
このような形で、サバイバルが出来るかどうかです。
日本の経済は急速に縮小過程に入っています。

ギリシアの自殺者は、1日1人ですが、日本は16分に一人です。

10年間の年間平均餓死者数は、70人です。

労働者の4人に一人が、年収200万円以下。

GDP世界ランキングは、2000年は世界第3位でしたが、2010年は18位です。

縮小する日本の中で、いかに生き残るのか。






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 - 2012.06.30 Sat

芸術作品の分析方法が、大きく変化しようとしてきています。

つまり芸術作品を見るときの人間の人格構造と、その作品の善し悪しを判断する趣味判断が連動しているので、少なくともその作品の内面性と、外面性の両面を別々に芸術分析する必要を、私は自覚するようになったのです。


つまり、一つの作品でも、内面性で見ると超一流の作品でも、外面性で見ると、《第6次元 自然領域》の凡庸な良くない作品に見えるのです。

分かりやすく言うと、たとえば会田誠さんがセザンヌを見ている場合、かってに推察して申し訳ありませんが、まえに美術手帖で座談会をした経験なども加味して私が考えることを言うと、見る視点が絵画の外部性だけを見ていて、そのためにセザンヌは《第6次元 自然領域》の凡庸な、下手で、完成度の無い作品に見えるようなのです。

つまり美術作品に限らないのですが、物事を外部だけで見て、見てくれだけを重視する視点と、内部を見ていく視点の2つがあるのです。会田誠だんが意識的に追いかけているのは、この外部からの視点であるように、私には見えます。

そういう外部からだけの視点というのは、会田誠さんだけでは無くて、ある時期からは、世界中で同様の見方が支配的になりました。その代表が1999年のユーロの登場でした。これは外面だけの通貨統合であって、内面性としての政治統一も経済統一もされていなかったのです。それ故に、現在の破綻が起きています。

この外面と内面の分裂は、ある時期から、非常に大きくなっているように見えます。

会田さんのように外面から見ている人は、物事の内面が見えなくなっているのです。

反対に、物事の内面だけを重視する彦坂尚嘉のような場合には、外面性が見えなくなっていたのです。

そして外面性と、内面性は、実は逆立の関係にあるのです。

つまり外面性で良く見えるものは、内面性は悪いのです。

内面性が良く見えるものは、外面性が悪いのです。




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見学 - 2012.06.30 Sat

見学

昨日は立教大学大学院で、特任の授業を見学する学生が3人いました。その一人が、Twitterで、次の様なことを書いてくれました。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
彦坂先生の大学院公開授業を受けてきた。価値観の根底を揺さぶられるような、すごい授業。なんか感動した。しかも、久々にあんなに頭を働かした気がする。そのためか、五号館のベンチで半ば放心している。ああ、行かなきゃならんのに!

From: komefumi at: 2012/06/29 15:28:42 JST Re RT 公式RT
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引っ越しと他者 - 2012.06.29 Fri

引っ越しと他者

映画の話を書いているのですが、
思ったよりもたいへんで、遅れています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
引っ越しについて、

糸崎公朗さんの引っ越しを手伝った。
2トンのアルミボックスのついたトラック(日産アトラス)で、2往復であった。

まあ、2往復するという風には思っていなかったので、
その量の多さには驚きと、疲れがある。

なぜに、そこまでして、糸崎公朗さんは、私のアトリエのある藤沢市六会までに引っ越してくるのか?

この問いに、普通に答えれば、糸崎公朗さんの探究してきた《非人称芸術》と、
彦坂尚嘉の追究する《人称芸術》=《真性の芸術》との、統合の模索のためであると言えます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

この答えが、嘘であるわけではないし、正しいものではあると思いますが、
しかし理性脳による解答であるに過ぎないと言えます。

人間というのものは、理性だけで生きているわけではないので、
理性の下の深いところでの解答は、もっと別にあるのです。

それは何か?

それは答えようのないものではありますが、
何かの追究ではあるのです。

引っ越しを手伝って、そのひどい苦痛の体験を含めて言えば、
他者というものの構成と言えます。
何を言っているのか分からないでしょうが、
私はフッサールを読んできているので、他者構成というのは、重要な問題なのです。

《他者》とは何か?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

これについても、進展がありましたが、
書こうとするとながくなって、今すぐには書けません。
今日は立教の授業なので、その中で音声録音ができればと思います。
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セックスピストルズと、PIL - 2012.06.27 Wed



1976年11月のセックスピストルズというのは、アメリカとイギリスというアングロサクソンの国が、ベトナム戦争で敗れて、社会が停滞し荒廃したときに出現したものであって、それは敗戦歌謡であったのだ。

1973年のパリ協定でアメリカ・イギリス軍はベトナムから撤退し、1975年4月30日サイゴン陥落で、ベトナム戦争は終わるのだが、この敗戦は、アングロサクソンの国の国内に大きな停滞と変動を産み落としたのだ。

セックスピストルズや、パンクという音楽が、この敗戦が生み出した音楽であることを見失うと、その重大な意味が見失われる。

それは同時に、18世紀以来の啓蒙主義的な近代主義、そしてヒューマニズムが終わって、パンドラの箱が開いたという音楽であった。同時にそれは人間の内面と外面が分裂するプラズマ時代の開始の音楽であった。


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PILの20年ぶりのアルバム - 2012.06.26 Tue

PILの20年ぶりのアルバム

近日発売 このアルバムは日本では2012/7/18に発売予定です。
以下のYouTube画像でのご紹介は、アメリカからの輸入盤での一足早いご紹介です。






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 - 2012.06.24 Sun

「象徴界の声」に対するコメント


名前:白蓮
タイトル:象徴界の声
ホスト:softbank219193012005.bbtec.net
********************
君が代の芸術分析ありがとうございました。
聴き比べてみると象徴界を欠いた野々村彩乃の声は象徴界のある谷口まりあや高野百合絵と比べると声にブレーキがかかってないように感じられました。
しかしその為により強く聴衆の感情を刺激するのだと思います。

そうですね。


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NHKが奈良美智の放送を中止 - 2012.06.24 Sun

NHKが奈良美智の放送を中止

奈良美智のTwitterに次のような記事があった。

yoshitomo nara ‏@michinara3
某国営放送の日曜日の美術番組が、今度の個展に合わせて特集してくれる!というので、喜んでたのだけれど、絵を描いてるとこを撮りたいとリクエストされ、集中できないのでそれはご勘弁!と答えたら、特集は無くなった。局の考えたシナリオに合わなかったのだろうなぁ~。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

yoshitomo nara ‏@michinara3
でも、今まで、カメラが入って良い絵が描けたためしがないので、これでいいのだ!

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

yoshitomo nara ‏@michinara3
でも、知らない人に撮られることほど憂鬱なことはないので、嬉しい。自分は、制作すること、そして発表すること、が目的なのであって、メディアで宣伝するようなことは意識していない。Twitterで宣伝するくらいが、興味ある人に伝わると思っている。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

yoshitomo nara ‏@michinara3
自分が良いと思ったふうになることが大前提で、チャチャっとやったものが称賛されても、自分にとっては嬉しくはない。 


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最終回・第22回アートスタディーズ - 2012.06.22 Fri

アートスタディーズは、
いよいよ、最終回です。
2005年から8年間かかりました。
ありがとうございました。

彦坂尚嘉

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

最終回は、1960から69年です。

この期間は、20世紀日本の最大の黄金時代の10年でした。
東京オリンピックと大阪万国博覧会。それは同時に
2つの安保反対闘争の時代でありました。

20世紀日本建築・美術の名品はどこにある?
最終回・第22回アートスタディーズ
1960年~1969年 沸騰する日本!

 ゲスト講師  豊川斎赫(在国立小山高専建築学科准教授 建築歴史意匠。工学博士)
        テーマ「丹下健三とアート」

 ゲスト講師 千石英世(立教大学文学部文学科文芸・思想専修教授 アメリカ文学者、文芸評論家 )

       テーマ「文芸評論かから見た現代美術/斉藤義重と中里斉」

 ゲスト講師  三田晴夫 (元毎日新聞美術記者 美術ジャーナリスト、
              多摩美術大学・女子美術大学・早稲 田大学非常勤講師 )
        テーマ「菊畑茂久馬」

    
『アート・スタディーズ』とは?
アート・スタディーズは多くの人の鑑賞に資する、歴史に記録すべき《名品》を求め、20世紀日本の建築と美術を総括的、通史的に検証、発掘する始めての試みです。先人が残してくれた優れた芸術文化を、多くの世代の人々に楽しんで頂けるよう、グローバルな新たな時代にふさわしい内容でレクチャー、討議いたします。

◆ディレクター
彦坂尚嘉(美術家、日本ラカン協会会員、立教大学大学院特任教授)
◆プロデューサー
五十嵐太郎(建築史家、建築批評家、東北大学教授)
◆アドバイザー
建畠晢(美術批評家、国立国際美術館館長)
◆討議パネリスト
◇五十嵐太郎(建築史、建築批評、東北大学教授)
◇伊藤憲夫(元『美術手帖』編集長、多摩美術大学大学史編纂室長)
◇暮沢剛巳(文化批評、美術評論家)
◇新堀 学(建築家、NPO地域再創生プログラム副理事長)
◇橋本純(編集者)
◇南泰裕(建築家、国士舘大学准教授) 
  ・藤原えりみさんは、ご病気のためご欠席です。
◆司会
彦坂尚嘉(アート・スタディーズ ディレクター)
◆年表作成
橘川英規(美術ドキュメンタリスト)

◆日時:2012年7月9日(月)
17:30開場、18:00開始、21:00
終了、終了後懇親会(別会場)

◆会場:LIXIL:GINZA(旧INAX:GINZA) 8Fセミナールーム
(東京都中央区京橋3-6-18/地下鉄銀座線京橋駅2
番出口徒歩2分)
(当日連絡先は 090-6044-0843 太田)

◆定員:60名(申込み先着順)

◆参加費:500円(懇親会参加費は別途)
◆お申し込み・お問い合わせは
氏名、住所、所属、連絡先、予約人数を明記の上、下記e-mail
アドレスへ
art_studies2004@yahoo.co.jp

◆主催 アート・スタディーズ実行委員会
◆共催 リノベーション・スタディーズ委員会
◆後援 毎日新聞社
    日本建築学会
    日本美術情報センター
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「レバ刺し」禁止決定 7月1日から - 2012.06.21 Thu

「レバ刺し」禁止決定 7月1日から 厚労省
2012.6.12 17:59 [食の安全]

 焼き肉店で提供される牛のレバ刺し=3月、東京・新橋

 牛の生レバー(肝臓)を食品衛生法で禁じるかどうかを検討する厚生労働省の薬事・食品衛生審議会の分科会は12日、「生で安全に食べるための有効な対策が見いだせていない」として、7月1日から飲食店での生レバーの提供を禁止することを正式に決定した。

 食品衛生法に規格基準を設定し、違反した飲食店には自治体が行政指導を行う。悪質な場合は「2年以下の懲役か200万円以下の罰金」を科すことができる。ただし、殺菌など安全に食べるための対策が見つかれば解除を検討する。

 規格基準は、(1)牛の肝臓を生食用として販売してはならない(2)牛の肝臓を使用して食品を製造、加工または調理する場合は、中心部を63度で30分間加熱するか、同等以上の殺菌効果のある加熱殺菌が必要-とされている。

 厚労省は昨年4月に発生した焼き肉チェーン店の集団食中毒を受け、ユッケなど生食用牛肉の提供基準を厳格化し、牛の生レバーの規制も検討を始めた。牛の肝臓内部から重い食中毒を起こす腸管出血性大腸菌O157が見つかり、食品安全委員会は今年4月、提供禁止は妥当との見解をまとめていた。

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《α》を探して/Brian Welch - 2012.06.18 Mon

芸術分析の方法とレベルが変わってきていて、
今、追究しているのは、
《サントーム》の次の識字領域(リテラシー)です。

まだ名前が無いので《アルファー》と呼んでおきます。

さて、その探索で、共感するのがBrian Welchです。

まあ、よく知っているわけでありませんが、コーンを脱退したギタリストです。

彼の音楽は、彦坂尚嘉の言語判定法では、《α》だけの領域の音楽です。

このブレイン ウエルチの音楽を追いながら、今日のアートの尖端の問題を追います。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

昔の科学は、還元主義で考えて行くものでありました。
芸術にも同様の考えがあって、モダンアートは還元主義で概念芸術まで展開してきたと考えられます。
しかし、1975年以降の芸術の展開は、調整制御の仕組みそのものが進化してきているのです。
しかし日本文明の中では、むしろ退化の過程をとっていて、現在の世界の中では子供じみたものになってきています。

美術作品の場合でも、まさに芸術そのものを制御している仕組みそのものが進化していると考えられる状態の中にいます。
この問題が、リテラシーの進化と彦坂尚嘉が言っているものです。

美術でも起きているのですが、音楽で見る方が分かりやすいので、音楽で示してきています。
日本の音楽でも、そういう変化は少数ですが出ています。
ここではしかし、アメリカの一つの尖端をしめして、
その中で、模索する思考を展開していきます。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

美術作品の場合にも、まさに芸術そのものを制御している仕組みそのものが進化していると考えられます。
この問題が、リテラシーの進化と彦坂尚嘉が言っているものです。

《想像界》→《象徴界》→《現実界》→《サントーム》→《α》

この変化とは別の変化も起きているのですが、それが様態変化です。

《絶対零度》→《固体》→《液体》→《気体》→《プラズマ》

尖端の表現には、2種類があって、一つは《プラズマ》と《α》だけの単独性のある音楽です。

もう一つは、《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》《α》のすべてと、
《絶対零度》《固体》《液体》《気体》《プラズマ》のすべてを併せ持つ、非常に総合性の高い表現です。

美術でも起きているのですが、音楽で見る方が分かりやすいので、音楽で示してきています。
日本の音楽でも、そういう変化は少数ですが出ています。
ここではしかし、アメリカの一つの尖端をしめして、
その中で、模索する思考を展開していきます。

まず、《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》《α》のすべてと、
《絶対零度》《固体》《液体》《気体》《プラズマ》のすべてを併せ持つ、
非常に総合性の高い表現として、アメリカ国歌を歌うジェニファー・ハドソンです。


もう一つは、《プラズマ》と《α》だけの単独性のある音楽の一例としての、
ブレイン・ウエルチの音楽です。


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君が代の芸術分析 - 2012.06.18 Mon

象徴界の声

白蓮さんから、コメントのお返事をいただいた。


お忙しいところ芸術判定ありがとうございました。
野々村さんの声は最初いいかなと思ったのですが他の動画のものを聴くとそれほどでもないという感想を持ちました。

top.jpg


野々村彩乃 《想像界》《現実界》の歌唱で、《第1次元 社会的理性領域》だけしかない。つまり《象徴界》の無い国歌というめずらしいしろもの。


「君が代」自体が象徴界の音楽で、式典という象徴界の社会空間で歌われているので、野々村さんの歌唱が、《想像界》と《現実界》しかないということが補われているのですね。それで良く聞こえたのだと思います。

他の場所では、《象徴界》を補うものが無いので、落ちて聞こえるのです。

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今敏の芸術アニメ『パーフェクト・ブルー』と『ブラック・スワン』 - 2012.06.17 Sun

坂出太郎さんから、コメントを再びいただきました。


ダ―レンアロノフスキ―は「π」が有名ですね。これは塚本晋也監督の「鉄男」の影響が強い作品です。たぶん次に「レクイエムフォードリーム」を監督してますが、これはアニメ監督の今敏さんの「パーフェクトブルー」のパクりも入っています。
特徴として、手持ちカメラで撮るからかカメラ酔いをするから苦手な方がいるようです。パクり色が強く、じめじめした雰囲気の映像なんでほとんどみなかった監督です。ブラックスワンに関しては、じめじめした不潔なグロさがやはりあり見るにたえない場所はありました。
こうしたじめじめしたグロさは塚本晋也監督の「鉄男」を思いだし、アニメの今敏さんの「パーフェクトブルーー」にもあるように思います。
腐った傷口をわざわざ観客に見せたり、傷を見せる傾向がありますね。そこが見ていてきつい部分です。アロノフスキ―監督自身の感覚なのかオマ―ジュしている日本人監督の真似なのかはわかりませんが。


坂出太郎さんのご指摘の『鉄男』は良い映画だと思いますが、ここでは触れないで『パーフェク・トブルー』に、問題を絞りたいと思います。
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ブラック・スワンの下品さ - 2012.06.16 Sat

今、帰ってきたところです。これからレンタルビデオ屋のゲオに行きます。

ブラックスワンを遅まきながら借りてきました。
まあ、有名であったことと、知人の多くが見ていて、良い映画だと言っていて、評価の高いものであったからです。私がすぐに見なかったのは、《第1次元 社会的理性領域》の映画で超次元の名作ではなかったからでした。

途中まで見ましたが、良くない映画なので、見るのを止めます。

芸術になっていません。デザイン映画で、しかも生理的に痛い映画でした。痛みのある表現をします。下品です。

主演のナタリー・ポートマンは、『宮廷画家ゴヤは見た』で素晴らしい演技だったので、見たかったのですが、上品すぎる繊細な私の感性では、見るに耐えないしろものです。

 《第1次元 社会的理性領域》から50次元の映画ですから、本当はモダンアートの高級映画=ハイアートで作られているはずで、そのように見せかけているのですが、内容はデザイン映画で、大衆映画の直接性に還元されています。

その意味では、新手の大衆映画です。

つまり《ハイアート》の枠組みで、《ローアート》にしているのです。

バレーの高級な物語を、ホラー漫画にしたようなしろものでしょうか?

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《象徴界》が消えるということ - 2012.06.12 Tue

京都に行って帰ってきたのですが、ブログの更新が出来ずに失礼いたしました。

何があったわけではありませんが、それでも何か根本的な事が起きていて、私の人生においても大きな変化が起きて来ているように思います。

それが何であるかは書くのがむずかしいのですが、下記のような《象徴界》の喪失の事実も、実はたいした事ではないと言うことの認識の転換が起きていることが関係しているのです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


白蓮さんから、下記のようなコメントをいただいた。

象徴界の声


いつも興味深く読ませていただいております。
唐突で申し訳ありませんが次の二人の声の中に象徴界はあるでしょうか?

http://www.youtube.com/watch?v=3hK1OAKnLzE

http://www.youtube.com/watch?v=_ORh8TKxsMU

前者は戦前に活躍したアメリカの歌手兼女優のジャネット・マクドナルド。
後者は現在の日本の女子高生です。


白蓮


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家塾について(追記に加筆1) - 2012.06.09 Sat

家塾について


「家塾」というの日本語はあって、私塾という意味です。
タマダプロジェクトの玉田俊雄さんから、「彦坂塾」をやらないかと言われて、
いまそれを考えています。

玉田俊雄さんが言うのは「芸術分析と格付け」を教えろと言うのですね。
教えることは、やさしくはないですが、やっておかなければなりません。

いかのように、題名を考えています。

           
芸術家塾モトノブ

芸術分析塾ラカン

芸術塾ラカン

芸術塾

芸術1流塾


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似而非写実 - 2012.06.07 Thu

彩流社から出すアートスタディーズの20世紀年表が、なかなか、大変な作業になっている。文献を収録することを主張したのは彦坂尚嘉なのだが、実際の作業は、かなりどころか、非常に量が多いのである。

下記にご紹介するリアリズムをめぐる批評は、明治以降の日本人にとりつかれる写真のように描く描法をリアリズムと錯誤する病の一端を示している。そこで主張されている理想主義というものも、難しい問題で、理想主義を芸術とする価値観を示している。

今日では見られなくなった批評が、戦前には生きているので、その辺のおもしろさをレトロで味わってくださると良い。

⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵⤵

文芸界において写実なる語の流行を聞く。
しかし私たちはその意味を解釈するに苦しむ。芸術家はいかなる意味において写実と叫び写生と言うのか。もとより客観界・あるいは対象そのままを描写するのを写実主義と言えば語義は甚だ明瞭であるが、ひるがえって熟考すれば、対象そのままを描写するということは誠に空漠たる解答であることを知るべきである。

 写実主義とは欧州において一世を風靡するリアリズムの訳語であろう。それならばわが芸術家のある者はまさしくこの文字を誤解してエセ写実の邪道へ迷う者と言わざるを得ない。(尾崎)紅葉一派が小説壇においてエセ写実を主義とするが如く、わが美術界においてもまた一派のエセ写実が流行するのは最も憂うべき悪傾向である。
 
 いわゆる写実派は手段と目的とを混同する者である。写実の本義は思想を表現する為にできるだけ現実に近い材料を選択するのに他ならず、概論すれば18世紀のエセ古典主義に反対して勃興した自然派の変種に他ならない。


 すなわち主題は意味の表現にあって、これを遂行する手段として対象の実を取ろうとする所にある。しかるにわが芸術家のなす所を見るとただ単に外界の奴僕となってごたごたと、ほとんど何らの内容もない作品を出すのでなければ形式のみ借りて生命のない物品を構成するのみ。こんなことでどうして美術の真価を万世に発揮出来るであろうか。わたしは写実主義に頼って失敗する者よりも、むしろ理想主義を採って蹉跌する者を歓迎しよう。
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〈サントーム〉への移行(初稿) - 2012.06.06 Wed

日本の歴史を振り返ると、1970年の万国博が大きかったと言うことが分かります。ここで終わっている。この事を次回の最後のアートスタディーズでは取り上げたいと思っています。
7月9日に開催します。

では、この1970年以降の混乱の時代は、どこに移行したのか?

それは《現実界》から〈サントーム〉への移行でした。

〈サントーム〉への移行の象徴的なものが1971年のニクソンショックであったのです。紙幣のドルと金の兌換を否定することによって、人間の経済関係が、物質的な根拠を失ったのです。この状態によって、すべてのものが市場に移行したと言えます。

人間の関係というのは、原始社会における血縁関係から形成されています。同時にこの自然採取の原始社会で、物々交換が、沈黙交易という形で始まっているのです。この原-市場の発生は、血縁集団のコスモスとコスモスの間から発生しています。つまり血縁集団そのものは原始共産制の状態で、内部においてはブツブツ交換すらが行われていないものであって、交換は一つの血縁集団と、もう一つの血縁集団が出会って、しかし距離をとって交わることの無い沈黙の内に行われていたのです。

つまり交易そのものが、コスモスの外部であるカオスから生まれているのですが、1971年以降は、この交易という市場が、実は社会を構成するものとなって、本来の血縁集団のコスモス(秩序)を社会の構成の上部構造から排除して、内部構造に反転させたのです。
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ジェフ・クーンズ/ナイアガラ2 - 2012.06.05 Tue

彦坂尚嘉責任の[ジェフ・クーンズ/ナイアガラ]に対する《第163万8400次元》の視点からの言語判定法による芸術分析

1.基本的な性格


アヴァンギャルドな美術である。
キッチュな美術ではない。
《世間体のアート》ではない。

伝統的な絵画(固体絵画/液体絵画)ではない。プラズマ絵画である。
伝統的な美術ではない。〈サントーム〉の精神の美術作品である。

クリエイティヴである。
情報量が2000ある。

鑑賞構造は《愛玩》《対話》《驚愕》《信仰》《瞑想》の5つがある。
《ハイアート》の美術である。《ローアート》の美術ではない。
《シリアス》な美術である。《気晴らしアート》ではない。
《真性の芸術》である/小乗芸術である。
《ニセのアート》ではない/大乗アートではない。


2,格付け

《サ ン トー ム》の眼で《超次元》~《第163万8400次元》の《真性の芸術》
《現   実   界》の眼で《超次元》~《第163万8400次元》の《真性の芸術》
《象   徴   界》の眼で《超次元》~《第163万8400次元》の《真性の芸術》
《想   像   界》の眼で《超次元》~《第163万8400次元》の《真性の芸術》

3,芸術概念の梯子

シニフィエと、シニフィアンの同時表示。

理性脳の美術と原始脳の美術の同時表示。

《透視美術》である。《ペンキ絵》ではない。


《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《形骸》《炎上》《崩壊》の全概念梯子がある。

《世間体のアート》の概念が無い。

《原絵画》《絵画》《反絵画》《非絵画》《無絵画》の概念梯子がある。

《原-デザイン》《原-イラストレーション》《原-装飾》《原-工芸》
《原大衆美術》《原-キッチュ》《原-シンボル》・・・の概念梯子が無い。


4,総合判断

○ 上中下で言うと、《特上》の美術である。
○ 《サントーム》の精神である。
○ 《プラズマ》様態の美術である。
○ 《妖精》の意識空間である。同時に《宇宙の外部》の意識空間である。

«««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««««
この続きは、ジェフ・クーンズの絵画の基本分析と特徴を書いています。
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ジェフ・クーンズにおける測定の誤差/人間の判断の違いについて - 2012.06.04 Mon



ジェフ・クーンズにおける測定の誤差

/人間の判断の違いについて



Re: ジェフク―ンズ

坂出太郎様

> 2011年のブログですとジェフク―ンズの絵画の格は21~30次元愛欲領域、キッチュと判定されていますが、これは言語判定法で判定したのではなかったのでしょうか?

言語判定法で判定していますね。
http://hikosaka4.blog.so-net.ne.jp/2011-02-04-5

この時はブログのタイトルが『彦坂尚嘉の《第200次元》アート』になっています。
今のブログの題名は6400次元ですが、実際には《第163万8400次元》までを見ています。

この差が生み出した、測定の誤差だと言えます。

ジェフ・クーンズの『イージーファン=イーサリアル(Easyfun-Ethereal)』というシリーズは、今見ても、普通の肉眼で見ると、キッチュに見えます。

しかし《第163万8400次元》まで見る目で見ると、〈想像界〉で、超次元から《第163万8400次元》まである、《真性の芸術》に見えるのです。

この《200次元》と《第163万8400次元》の違いというのは、デジタルカメラのISOに対応していることが、すでに発見されています。つまり感度の差なのです。

ISOが《200》のカメラには、21から30次元のキッチュに見えた絵画が、ISOが《163万8400》のカメラで見ると、《真性の芸術》に見えるようになったというわけです。

感度によって、芸術の評価が変わったという事実です。

このことも含めて、ブログで書くつもりなのですが、その前に《現実界》しかない人間の話をアップしなければなりません。その後に必ずジェフ・クーンズを書きますので、お待ちください。私にとってもジェフ・クーンズの評価は重要な問題を含んでいるのです。

ロドリゲスのことも、たぶん、同じような問題を含んでいるかもしれないので、取り上げたいとおもいますが、今は、先送りさせてください。とにかく、なかなか集中して書けなくて、申し訳ありません。
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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

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彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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