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《第51200次元》について/糸崎公朗氏の作品を改竄して(校正1) - 2011.11.04 Fri

糸崎公朗のオリジナル写真


建築の人たちとつきあって、その展示を何度も見ていると、
彼らは、基本的に本のレベルで考えているように私には見えます。

本来は本の形で制作したものを、それを壁に並べている。
見る眼の距離が近いのです。
建築模型も同様でミニアチュールのレベルでの制作なので、
眼と対象の距離が近い。

つまりタブローの絵画や、掛け軸の絵を見るときに必要とされている
鑑賞のための距離というものを認識していないのです。

距離の拡大

タブローや掛け軸の様な中ぐらいの美術を見るときには、
その鑑賞物から、ある程度の距離をとって、鑑賞するという精神構造をもって、
鑑賞物を見ながら、同時にそれと《対話》をしなければなりません。
そういう鑑賞芸術の基本を、建築系の人の多くが、理解していないように私には見えます。

さて話を拡大すると、鑑賞と言う行為を成立させる芸術作品には、
鑑賞構造が作られている必要があります。

この鑑賞構造というのは、《距離》をもって見るという行為によって作られます。
理想的には、出来るだけ《距離》を大きくとった方が良いので、
美術家というのは、社会から外に出て、社会からの《距離》を取ります。
それは自分の中に字閉するためではなくて、社会を見るためです。

彦坂尚嘉《超次元》~《第51200次元》


距離をとって、社会を見る行為が芸術を成立させるのです。
ですから社会が変わって、汽車が走るようになると、美術も変わります。

社会を見るために外部に出ると言う《距離》の拡大をするときに、そこには限界があります。
人間の心的内部の限界が《超次元》~《第6400次元》であると、彦坂尚嘉の言語測定法での認識は示しています。

最近見つけた映画で言うと、映画『ひぐらしのなく頃に』が、《第3201次元》から《第6400次元》ありました。
ここまでが人間の妄想の限界です。


《想像界》と《現実界》で《第3201次元》~《第6400次元》、《象徴界》で《第8次元 自明領域》の映画

この外部というと、3.11地震の被害を視察する建築系ラジオのツアーに参加して、膨大な瓦礫の山を毎日毎日見ている内に、地球の内部のマグマの動きやプレートの動きを感じられるようになったのですが、地球の内部まで意識が拡大して《距離》を取ると、心的内部の鏡像が、《第6400次元》が合わせ鏡で倍になって、12800まで認識出来るようになりました。

11111111.jpg


それならば、その先もあると言うことで、《距離》を拡大して、宇宙規模の瞑想空間とも言うべき、《第12800次元》の倍の、25600を、リアルに把握できるようになったのです、これは禅が、すでに座禅の修行の中で語っていた視点です。

2007102282320408.jpg


とすると、さらに宇宙の外部が有るわけで、そこまで拡張すると、《第25600次元》を鏡に映して倍にした、《第51200次元》というのが、その宇宙の外部の意識と言うことになります。

《第51200次元》性を持った表現を最初に見つけたのは、ショスタコヴィッチの交響曲第10番でした。



さて、そういう中で、自分でも《第51200次元》を作ってみることに、挑戦しました。

糸崎公朗さんの《第6次元 自明性領域》の写真を、《超次元》~《第51200次元》にまで拡張した写真に改竄したのです。

糸崎公朗のオリジナル写真
糸崎公朗のオリジナル写真 《第6次元 自明性領域》
鑑賞構造が無い




彦坂尚嘉《超次元》~《第51200次元》
彦坂尚嘉《超次元》~《第51200次元》
《愛玩》という鑑賞構造がある。

もう一つ、糸崎公朗さんの昆虫写真を、《超次元》~《第51200次元》まで改竄しました。今度はコントラストを余り上げないで達成するために、さまざまな造作を組み合わせてみました。


糸崎公朗のオリジナル
糸崎公朗のオリジナル写真 《第6次元 自明性領域》
鑑賞構造が無い


彦坂尚嘉による改竄糸崎公朗撮影2-1完成
彦坂尚嘉《超次元》~《第51200次元》
《愛玩》という鑑賞構造がある。

両方共に、糸崎公朗さんの昆虫写真は非常に優秀な写真です。
しかしイラスト的な写真なのです。
これを《原-芸術》をもった芸術写真に改変したのが彦坂尚嘉の改竄写真です。

つまり芸術というのは、2重性なのです。
《第6次元 自明性領域》での撮影写真。
それを芸術に改変する作業。

この2重の手間が必要なのが、芸術制作なのであり、
そこには《距離》というものが介在しているのです。
この《距離》の、たぶん一番大きなものが、《第51200次元》からの視線です。


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● COMMENT ●

すみません、いろいろ書こうと思っているうちにお礼が遅くなってしまいました。
彦坂さんの記事を参考に、以下の記事の写真は画像加工を施してます。
元に限界があるのでベストとは言いかねますが・・・
http://blog.goo.ne.jp/itozakikimio/e/9421235da90985a9a4364495b5f458cc

ぼくのブログの写真はトップにあるように基本的にフリーですので、実験の素材に使っていただければと思います。
レベルは全く違いますが、以前ぼくの写真に俳句を付けて、ご自身のブログにアップされた方もおられました。

Re: タイトルなし

> すみません、いろいろ書こうと思っているうちにお礼が遅くなってしまいました。
> 彦坂さんの記事を参考に、以下の記事の写真は画像加工を施してます。
> 元に限界があるのでベストとは言いかねますが・・・
> http://blog.goo.ne.jp/itozakikimio/e/9421235da90985a9a4364495b5f458cc
>
> ぼくのブログの写真はトップにあるように基本的にフリーですので、実験の素材に使っていただければと思います。

拝見しました。
> レベルは全く違いますが、以前ぼくの写真に俳句を付けて、ご自身のブログにアップされた方もおられました。


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プロフィール

New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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