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糸崎公朗への再批評 - 2011.11.18 Fri

ito 61

彦坂尚嘉責任による

[糸崎公朗の新傾向写真」]の芸術分析

アヴァンギャルド写真ではない。
伝統的風景写真である。
現代写真である。

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《想像界》の眼で《第6次元 自明性領域》のデザインエンターテイメント
《象徴界》の眼で《第6次元 自明性領域》のデザインエンターテイメント
《現実界》の眼で《第6次元 自明性領域》のデザインエンターテイメント
《サントーム》の眼で《第8次元 信仰領域》のデザインエンターテイメント


ito0773.jpg

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糸崎公朗さんが、さいきん頑張って、Photshopを使って写真のコントラストを上げて、変えられたのですが、イメージ判定法で見れば、明らかに変わったのですが、しかし、彦坂尚嘉の言語判定法での芸術分析では、《第6次元 自明性領域》のデザインエンターテイメント写真でした。

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ito0800.jpg


《想像界》だけの単層写真。《現実界》《象徴界》《サントーム》の3界は無い。

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糸崎公朗さんの写真は、《想像界》だけの単層写真なのです。しかしご本人は、《象徴界》のある写真と思っておられるようです。
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液体だけの単層写真である。絶対零度、固体、気体、プラズマの4様態が無い。

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《シリアス・アート》である。《気晴らしアート》では無い。
《ローアート》写真である。《ハイアート》写真では無い。
シニフィアンとシニフィエの同時表示。つまりシーニュである表現。
理性脳だけの写真。原始脳性が無い。

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あくまでも《ローアート》の写真であるところに、糸崎公朗さんらしさがあります。

ito849.jpg

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《原始写真》ペンキ絵的写真【B級写真】。
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《原芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》《世間体のアート》《形骸》《炎上》《崩壊》の全概念梯子が無い。

《原デザイン》《デザイン》《反デザイン》《非デザイン》《無デザイン》《世間体のアート》《形骸》《炎上》《崩壊》・・・の全概念梯子がある。

《原大衆芸術》《原イラストレーション》《原シンボル》の概念梯子が有る。

《原-装飾》が有る。
《原-工芸》性が有る。

キッチュであって、芸術では無い。
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美術の下部構造というのは、《イラスト》《装飾》《工芸》の欲望です。
この下部構造の欲望のままに制作されている作品は、膨大にあります。
それらはすべて《想像界》の美術です。
同時に原始的な領域なのです。
基本的に呪術的な領域の表現です。
私はそれをいけないといっているのではありません。

糸崎公朗さんの写真には、この原始的な写真の上に、さらに《デザイン》性があるので、もうひとつ高度な表現になっているようにおもいます。

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作品空間の意識の大きさが《近代国家》である。
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鑑賞構造が無い。

情報量が50である。
クリエイティヴである。

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言語判定法では、クリエイティヴであると、出ました。たしかに、ある輝きがあります。

Photshopを使って、画像操作としては、格を上げたり、《象徴界》をだしたり、いろいろなことはできます。

この技術を詳細に教えることは、できますが、しかし基本を、ほんとに理解しないで、浅く技術をパクッテも、すぐに《第6次元 自明性領域》の《想像界》だけのものに戻ってしまいます。

作品というものは、人格構造なので、浅い技術の習得では意味が無いのです。

ラカン派の場合には、教育分析に10年かかるとも言われていますが、彦坂尚嘉の芸術分析も、効果を出すのには9年かかるとお考えください。

それほどに人格と結びついた芸術との格闘はたいへんなことなのです。それが嫌な人は、好きなように自然的な態度での《第6次元 自明性領域》の想像界の美術をつくっていけば良いのです。それで十分に日本の現代アート界には通用するのですから。日本の現代アート界で勝ち組になれる人はそれで良いのだと思います。
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● COMMENT ●

詳細な分析ありがとうございます。

ぼく自身が理解できない写真家の一群に対し「どうせお前らお互いマネし合ってるだけだろう」と思って彼らのマネをしたというのがこのシリーズなので、≪想像界≫の単層写真だと言われれば、そうだろうと思います。
それは同時に、多くの写真家が「イメージの模倣」で撮ってることの証明になったのではないかと思います。

当初、彦坂さんから評価の高かったこのシリーズの「格」が落ちたのは、自分自身がこの撮影法に慣れてしまったことが、理由だろうと思います。
初めのうちは、例え人まねであろうとどうやって撮ればいいのか?果たして自分に撮れるのだろうか?(糸崎さんには無理だと言われてました)という思いから格闘してテンションが上がってましたが、そう言うのはもう引いてしまった感があります。
これは自分にとってはひとつのステップなので、そこからどう踏み出すかは人核を形成してゆかなければならないだろうと思います。

「デザイン」と言うことであれば、ぼくのこの写真は文章主体のブログに添えられたものですが、ぼくの文章そのものも「デザイン」的なのかも知れません。
最近、ひさびさに小室直樹と橋爪大三郎の入門書を読んで、その明快な分かり易さにあらためて感心したのですが、それこそが「デザイン」であって、ぼくも同じ類の文章を目指してると言えるかもしれません。
それに比べると原著は「雑味」があって、それこそがデザインを超える要素と言えるかもしれません。

写真

このBLOGに載っている糸崎さんの写真は芸術分析をするための写真という理解でいいですか。

Re: 写真

> このBLOGに載っている糸崎さんの写真は芸術分析をするための写真という理解でいいですか。

SATTAさま、コメントありがとうございます。ブログでお答えします。

>糸崎公朗さん自身は、内面のバイアス(偏り)が強い方です。 
>私の重要なアドバイスや技術の伝達は無視される経験を積み重ねさせられてきているのです。

ご迷惑おかけして申し訳ありません。
反省して出直します。
別記事への返信ですが、非公開になるのでこちらに書かせていただきました。


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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