topimage

2017-10

スポンサーサイト - --.--.-- --

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

マウリツィオ・カテラン2 - 2011.07.28 Thu

マウリツィオ・カテランの第2弾です。

多くの人は、マウリツィオ・カテランを重要な作家だとは思わないでしょう。
彦坂尚嘉の《言語判定法》による芸術分析ですと、《原-芸術》《芸術》《反芸術》《非芸術》《無芸術》という芸術概念の梯子があります。にもかかわらず、多くの人は、たんなるジョークの作品くらいにしか思わないのだと思います。

そうではなくて、インタネットが成立した1990年代になると、伝統的な意味での「彫刻」や、「絵画」という言葉が、「」にいれられる事態になったのです。

それは明治維新に似ています。

明治維新になると、江戸時代までは武士は刀を「武士の命」と言って大切に持っていましたが、廃刀令がでて、刀を捨てることになります。おまけに、これも男のシンボルであって髷(まげ)が切られます。

この2つの喪失によて、明治の時代は始まりますが、これと似て、1990年代になると、国際展から、伝統的な意味での「絵画」や「彫刻」が消えたのです。

この事象を、表現論的に言えば、近代になると「神」という言葉が、論理的な文章では禁止されたように、「絵画」「彫刻」という単語の使用が禁止されたのです。

しかしここで議論をしようとしているのではありません。従来のように絵画を信仰している人は、それは信仰の自由というものであって、かまわない事なのです。彫刻も同様であって、人はそれぞれ自由に生きるのでよいのであって、彫刻というものを信じる人がいても、それは信仰の自由として尊重するしか無いのです。

つまり私が言っているのは、芸術の現実の状況の動きを、信仰の問題ではなくて、科学的な観察の中で見つめて、事実を事実として見つめる努力の中で議論をし、そして理論化をしようというのです。

日本の現状はリスク回避にしか動いていないにもかかわらず、破綻しています。それはそれで良いのであって、ひとそれぞあり、自由なのです。

ですから他人の自由を侵犯しようと彦坂尚嘉はしているのではなくて、科学者として、学問として厳密に芸術の現状を分析するなかでの制作を追いかけているのです。それだけであって、それ以外ではありません。

そういう視点で見ると、マウリツィオ・カテランの人形インスタレーション作品は、非常にすぐれた《芸術》作品なのです。しかも《超1流》から《第6400次元》まであるのです。

【続きは有料ブロマガです】
続きはブロマガを購入して楽しもう!
このコンテンツはブロマガ(有料)です。
購入すると続きをお楽しみいただけます。
ブロマガって何?

南相馬のプラン «  | BLOG TOP |  » マウリツィオ・カテラン1(加筆1)

ブロマガ

月刊ブロマガ価格:¥ 6400

紹介文:

ブロマガ記事一覧

ブロマガを購入する

購入したコンテンツは、期限なしに閲覧いただけます。

プロフィール

New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

最新記事

最新コメント

最新トラックバック

月別アーカイブ

カテゴリ

未分類 (85)
6次元アートの限界 (0)
ポストモダンのアメリカ美術 (11)
気体分子ギャラリー (34)
アートスタディーズ163万8400次元 (97)
映画 (31)
日記 (54)
音楽 (84)
海外の《超次元》アーティスト (4)
訃報 (4)
《第6400次元》真性の芸術 (5)
喜劇 (3)
彦坂尚嘉 の作品 (15)
状況と変動 (134)
告知 (81)
作品の発表 (6)
美術系ラジオ (33)
顔 (6)
人間の研究 (35)
芸術分析 (22)
皇居美術館 (0)
自殺 (2)
アニメーション (2)
味覚 (0)
歴史 (3)
復刻:『美術評論』 (1)
独裁者 (1)
第51200次元 (1)
建築系美術ラジオ/建築系美術ラジオ (3)
建築 (6)
美術テレビジョン (4)
オークション (53)
ギャラリーショップ (0)
ウェブショップ (1)
絵画論 (3)
固体の美術 (1)
特上のラップ (3)
異端美術研究会 (1)
アート論 (3)
反復-2007 (0)

検索フォーム

RSSリンクの表示

リンク

このブログをリンクに追加する

ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード

QR

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。