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セックスレスの若者(加筆1) - 2012.01.08 Sun

セックスレス亡国論

私の周りにも、多くの独身者がいるのですが、現在の日本のセックス事情というのは、ずいぶんと深刻なものになってきているようです。昨年11月のやや古い記事ですが見つけたので、ご紹介します。


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情報出典:CNN.co.jp
http://www.cnn.co.jp/fringe/30004742.html

2011.11.29 Tue posted at: 16:47 JST

香港(CNN) 少子高齢化の問題が深刻化する日本で、異性に関心を示さない若者が増えている。

先週発表された調査では、
未婚男性の6割以上に女性の交際相手がいないことが分かった。

国立社会保障・人口問題研究所が18~34歳の未婚者を対象に実施した調査によると、「交際している異性がいない」と答えた人は男性の61%余りを占め、2005年の前回調査から9.2ポイント増加。女性は約50%だった。さらに、

交際相手のいない男女のうち45%が、異性との交際を特に望んでいないと答えた。


また、30代後半の未婚男女の4人に1人は、セックスの経験がないことが分かった。

未婚者のうち男性の86%、女性の89%がいずれは結婚したいと答えた。結婚していない理由としては、40%以上が経済的不安を挙げた。

今年初めに発表された日本家族計画協会による調査では、16~19歳の若者1 件のうち、セックスに「関心がない」「嫌悪感がある」と答えた男性は08年から19ポイント増えて36%女性も12ポイント増えて59%に達した。恋愛やセックスに興味を示さない「草食系」の若者が増加しているとの説を裏付ける結果となった。

日本は出生率が1.34と世界の中でも非常に低く、一方で5人に1人が65歳以上という高齢社会だ。日本経済団体連合会は出生率を上げようと、3年前に会員企業1600社に対し、既婚の従業員を早めに帰宅させる配慮を求めた。しかし調査結果のデータをみる限り、状況は改善されていないようだ。


【加筆】1960年代のポルノ解禁の時代を体験してきた者としては、《性の解放》ということが、
「セックスレス」に結果するとは思いませんでした。

「セックスとはコミュニケーション」という主張をする若い人にも違和感を覚えたのは10年ほど前だったような気がします。言うまでもなくセックスは、人間だけではなくて、有性生殖をする生物に共通するものであって、その目的は、子孫を残すことにあります。それ以外の目的はないのですね。
 
 子孫を残すことを人生の目的として考えなくなった人々が増えてきたというのも、人間観そのものの変貌であって、たいへんな事のようにも思えますが、実際には人類全体は増殖し続けているので、その爆発的な増加を抑制する機能が働いているだけのことであって、たいしたことではないとも言えます。

 経済的な理由で結婚できないというのも理解はできますが、就職ができたり、作品が高額で売れるようになったりして収入が安定した友人たちが、それでも結婚していないのを見ると、経済的な理由だけではないとも言えるようです。

 情報化社会、あるいは高度消費社会というのは、ローマ帝国の末期症状に似ていて、倒錯した価値観に浸され、滅亡していく過程なのであって、そう考えればセックスレスで、日本の新しい生命が生まれなくなっていくのも、その程度の滅亡の過程を歩んでいることに過ぎないので、凡庸な事だとも言えます。人類史を見れば民族の滅亡というのも、ありふれたことに過ぎないのです。

 しかし、そう簡単には滅亡もしないので、時代がかわれば、またセックス観も変わるでしょう。その過渡期の現象なのでしょうが、自己愛性人格障害の進行が、このようなかたちでも蔓延していくことに驚きはあります。


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● COMMENT ●

押井守は「攻殻機動隊」を制作する際に、仲間から「コンピューターと人間が結婚するなんて、トンでもない話だ!」と馬鹿にされたそうですが、今ではそれも、あながち馬鹿にできない時代かもしれませんね http://getnews.jp/archives/39275

Re: タイトルなし

笹山直規 様

コメントありがとうございます。
私は押井守の未来観には共感するものが多くあります。


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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