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人間精神の3界、あるいは4界について(2 《想像界》の変貌) - 2012.03.23 Fri

チンパンジー



ヤスミツさんから問いにどのように答えるのか?

今日の世界には、いろいろな精神を持った人々がいるのですが、人類の歴史をさかのぼると、人間精神の起源がもつ多様性のがあらわれます。

人類の歴史は、今日では700万年と言われます。ホモサピエンスになっても20万年あるというのです。この初期の人類が残した石器や美術品と今日の眼では言うようなものを見ていくと、彦坂尚嘉の言語判定法では、《想像界》だけで作られていると判断されます。

それはチンパンジーが、《想像界》で《第1次元 社会的理性領域》から《第6次元 自明性領域》の精神を持っていることに関係性があるかもしれません。



つまり今日でも多くいる《想像界》だけの人々と、彦坂尚嘉の言語判定法では判断される人々は、実は人類史のなかでは昔からいる古い人々なのです。つまりチンパンジーに見られるような、精神性は、人間にもあるのです。



とは言っても、実は大きく違うのです。
『美術の3万年』という本で見ていくと、エジプト文明などの、いわゆる農耕を初めての文明が発生する以前の原始美術を見ると、《想像界》だけの美術品ですが、そこには「《超次元》~《第6400次元》までの多層性があります。

sp-n-sanchago-altamira-8d5f2.jpg

ところがエジプト文明が出現すると《象徴界》で、しかも《第1次元 社会的理性領域》だけのある美術作品がエジプトに出現するのです。

france 266


つまりエジプト文明が発生すると、《第1次元 社会的理性領域》だけの《象徴界》が発生するのです。



が、《象徴界》の《第1次元 社会的理性領域》だけの美術が出現すると、《想像界》にも変化が起きます。

このエジプト文明以降の《想像界》の美術を見ると、《第6次元 自明性領域》だけの単層の美術品が出現するのです。その代表が日本の中期縄文の火炎式土器です。

n04-76ab5.jpg


つまり、人類史の本来の《想像界》というのは《超次元》~《第6400次元》という多層性があったのですが、文明が出現して《第1次元 社会的理性領域》の単層だけの《象徴界》が出現すると、《想像界》は《第6次元 自明性領域》だけの単層になったのです。

今日、普通の意味で原始美術とか、プリミティヴアートと言われているものには、
《想像界》で《第6次元 自明性領域》だけの単層のものが多く含まれています。

しかし原始美術とか、プリミティヴアートの《真性の芸術》作品は、
《想像界》だけではありますが、《超次元》~《第6400次元》ある多層のものにこそ、
人類史の起源の秘密を秘めた意味があるのです。

《想像界》で《第6次元 自明性領域》だけの単層の原始美術というのは、
ニセの原始美術であり、つまりキッチュ化した原始美術なのです。

そのことは、今日の《想像界》だけの人々の精神にも言えて、《第6次元 自明性領域》だけの単層の薄い精神性になっているのです。

つまりこのエジプト文明の出現が、人類の精神を大きく変えたのです。つまり《象徴界》というものを理解するには、このエジプト文明と、それ以前の自然採取段階の原始生活の差を理解しないと、理解が不十分になると言うことになります。


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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