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1万円で入札ありました! 感謝です!! - 2012.03.29 Thu

1万円で入札ありました! 感謝です!!

AU120326NH004_web.jpg
現在の入札価格:10,000円

ブランクがありましたが、
活動を再開した気体分子ギャラリーは、2つの面で成長を遂げてきています。

一つは作品の面でですが、次の4つの要素のに絞り込んでいます。

○《サントーム》
○《プラズマ》
○《妖精》
○《特上》

一つ一つの説明は、むずかしいので、次回に論じます。

もう一つの面は、会社としての有限会社:気体分子ギャラリーが、栃原比比奈を2代目社長に就任させて、新入社員3名を春に入社させることで、会社員が6名になったのです。倍増ですね。

入社したのは江藤靖子、坂田真奈美、そして糸崎公朗です。このメンバーについての紹介と、特に糸崎さん入社のいきさつについては、別のブログで書きたいと思います。

この6名が、Skypeでつながって、朝の10時には朝礼を30分して、仕事をするという日課をしています。

この6名については、将来的にはアバターをつくって、つまり倍の12名の会社としてバーチャル性もった活動をしたいと思っています。とにかく、しばらくこの6人で会社の基礎を作って、次の飛躍に向けて準備したいと思っています。

なぜに、このような法人による会社活動をするのか?
それは近代個人主義の私的アーティストという枠組みを壊して、法人格のアーティストによる制作にシフトしているからです。

歴史的にみればレンブラントやルーベンスはもとより、印象派にしても株式会社であったのであって、美術家は集団による創造をしていたのです。日本美術も、運慶・快慶の慶派、狩野永徳などの狩野派をはじめとして、日本美術史に活躍している主体の多くは画家集団でしたし、葛飾北斎にしても、個人ではなくて画家集団のアーティストであったのです。

今日のアンディ・ウォーホル、ジェフ・クーンズ、ダミアン・ハースト、そして村上隆にしても工房制作にシフトしています。大本にあるのは、近代個人主義の限界を乗り越える新しい時代になって来ていると言うことです。

というわけで基本は、村上隆の『芸術起業論』にそった活動にみえるものですが、村上氏以前から彦坂尚嘉は実は1970年代初頭から、この近代個人主義を乗り越える美術家集団の可能性を探究してきていて、美術家共闘会議、雅子+尚嘉、5人組写真集からはじまって、実に多くの若手アーティストに関わる活動をしてきていて、結果的には、ことごとく失敗をしながら、現在の気体分子ギャラリーの活動に至り付いてきているのです。

私自身は、ハーバー・ドリードの『アナーキズムの哲学』(法政大学出版局)が1968年に出版されてすぐに購入して読んで影響を受けた世代です。現在はオーストラリア出身の科学哲学者ポール・ファイヤアーベントのアナーキズム思想に共感をもっているので、会社といっても、基本的にはアナルコサンディカリスムであって、美術家の組合とも言うべき、共同の活動です。つまり村上隆のような独裁型の集団ではなくて、相互影響を重視した情報共同体なのです。

情報共同体としての結合による美術作品の制作と販売を目指す活動が、気体分子ギャラリーです。

いままでの活動と一線を画するのは、会社と社員という形式で、組織を閉じていることです。私自身はアナーキストなので、閉じた集団は避けてきたのですが、ここにきて、そのことに限界があることを認めたのです。

多くのアーティストとの関係の中で失敗を重ねて、美術家という人間の難しさもよく分かりました。ですから社員として経済共同体として囲い込んだ、普通の企業として活動を追究することにしました。ですから映画『エリザベス』で描かれていたように、彦坂尚嘉を止めて、有限会社:気体分子ギャラリーという法人に一体化するのです。それは閉じていると言うことでは、新興宗教と同じです。しかしすべての企業は、実は新興宗教との同質性があるのです。閉じることで、気体分子ギャラリーは、美術家企業として活動を広範に追究していきたいと思います。



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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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