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2017-08

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8/13日の朝京都に着きました。 - 2011.08.14 Sun

こんにちは。栃原比比奈です。
このごろは、スケジュールをどう組み立てればいいのかばかりに思い悩む日々が続いています。
やらなければいけない事をするだけなのに、こんなに大変なのは、それぞれの現場があまりにも
離れすぎているためです。
日本はとても広いなあと改めて実感した10日間でした。
はっきり言って、くたくたですが、今日はこれから仙台に向かわなければ行けません。

そういうわけで、8月4日から今日(8/14)までと今日からの話を私の覚え書きとして書いておこうと思います。
写真は徐々に入れていきます。もう、新潟に行かなければいけないので。。。

続きは右下の『Read More »』をクリックしてください。


8月4日は夜8時頃に立教大学の彦坂尚嘉研究室を出発。
メンバーは彦坂尚嘉、栃原比比奈、太田丈夫、佐藤大輔の4人。
途中、埼玉あたりでガソリンが少ないことに気がつき、急遽高速を降りて給油。
首都高から東北道で、二本松まで行く間、ガイガーカウンターで放射線をこまめにチェック。
阿武隈あたりで0,9マイクロシーベルトを観測し、緊張が走る。

そのまま二本松をでるまで平均して0.5マイクロシーベルトくらい。
二本松からは登山道に入りかなり険しい山道が長時間続く。夜12時前後くらいに二本松に着いたと記憶しているので、途中の濃霧は仕方が無かった。飯舘村付近の山道でガイガーカウンターの数値が突然上がりだす。1.0マイクロシーベルトを超えたあたりでピピピと警報音。2.0マイクロシーベルトを超えるとさらに警報音が激しくなり、さすがに車内に嫌な空気が流れる。

南相馬に入ったのは5日の午前1時過ぎでベコ湯という宿泊施設に到着したのは午前2時前。
周りは電気もなく、満天の星空にまずは感動。こんなにたくさんの星が見える機会はそうはないだろうと
写真を撮ろうとしたが、案の定映らなかった。

今回の壁画制作のテーマは福島とアート。
FUKUSHIMA 復活 REBIRTH 南相馬という言葉が袋文字(絵文字)で描かれることになる。

8月5日は朝9時半に朝食をとり、現場に10時半頃到着。
現場の住所がiPhoneのグーグルマップ上に表示されず苦労しながらのドライブ。
少々雨のちらつく曇った天気だったのが、11時頃から晴れ間が見えだし、昼にはすっかり晴天。

現地に着くなりもともと藤沢アトリエで準備していたペンキ(赤系5色と黒)や筆の準備、玄関の側の壁面に足場が組まれていたので、その壁から制作開始。
昼までに大体の輪郭線を描く。(彦坂尚嘉)その間ずっとカメラ撮影。(栃原比比奈)
他にも専属でカメラマンが一人常駐していたので二人で彦坂尚嘉を撮影する格好だった。
昼ご飯は中華料理屋「建立」で食べ、そのお店の隣に大きなホームセンターが有る事を確認。
午後は2時過ぎから制作再開。戻ってくると他の二つの壁にも足場が出来ていたので、彦坂尚嘉はそのまま
別の壁面に輪郭線のペインティングを続行。私は彦坂尚嘉のレクチャーのもと、黒い輪郭線に対して
指示通りに着彩をしていく。試しの着彩の後、佐藤大輔さんにも着彩に参加してもらう。
太田丈夫さんはカメラ撮影。
終日、とんでもない猛暑。

玄関側の壁の着彩をほぼ完成させて夜7時過ぎに制作を終了。

夜8時過ぎに宿に着くとまかないのおばちゃんに銭湯があると教えてもらう。
(宿泊施設のお風呂は地震でボイラーが壊れ使用不可。)
食事中、福島の地震の話や今の原発問題の話をまかないのおばちゃんから聞く。
車で20分のビジネスホテル内の銭湯にまかないのおばちゃんに案内してもらい、二日ぶりのお風呂。
終日の猛暑で全身汗臭く、お風呂に入れてよかった。
午前0時に就寝。

8月6日は朝8時前に起床。起きてすぐに彦坂尚嘉が黄色とグレーのペンキを買いに行きたいと言う。

朝8時半に朝食をとり、太田さんがこの旅行に「手裏剣」を持参してきたとのことで、食事をする宴会場のような大広間の端の畳を一枚壁に立てかけて、手裏剣を披露してくれた。彦坂尚嘉も投げてみるとちゃんと畳に命中。私は駄目でした。この日は太田丈夫さんと佐藤大輔さんが夕方には帰るということで、目標は2壁面の完成。


shuriken1.jpg
shuriken2.jpg
shuriken3.jpg
shuriken4.jpg


朝10時に現場着。太田さんと佐藤君に窓の養生や着彩の続きをお願いし、私と彦坂は足りないペンキや刷毛を買いにホームセンターへ。品物の値段が東京と比べると随分高かった。

午前11時から午後2時くらいまで玄関側の壁面と玄関から向かって左側の壁面の制作。
昼食は近くのパスタ屋。飲食店は随分休業が目立ち、たまに倒壊しているお店もあった。

午後3時から5時まで制作。途中、東北大学五十嵐研究室の村越君が壁画制作を手伝ってくれ、一時作業は総勢5名となる。5時に鹿島中学校まで太田さんと佐藤君を送り、その後彦坂、栃原は午後8時近くまで制作。2壁面をほぼ完成させ、もう二面も手を入れた状態にまでもっていく。
日が落ちてからはライトを照らしての制作で、服の内外や車の中、ペンキ塗り立ての壁面に大量に虫がたかり、少しだけやりにくかった。

夜9時過ぎに宿泊施設に到着。銭湯に専属カメラマンと三人で行き、就寝は深夜0時。


8月7日は午前8時に朝食。ホームセンターによってから午前10時半に現場着。玄関とは反対の壁面に「FUKUSHIMA」と黒で書き、その文字を黒い太い線で絵文字化していく。ペンキがしたたるのを良しとしているので、黒いペンキも赤いペンキも重力と風向きに合わせてしたたり落ちる。最後の壁面にも脚立を使いながら南相馬の文字やREBIRTHの文字を描く。

昼食は少し離れたラーメン屋。行く途中の草原にはたくさんの船がひっくり返った状態で落ちていて、なんだか現代アートの様だったが、後で専属カメラマンに聞くと、どうやら津波の力で運ばれて来たらしい。

午後2時頃に建築家の新堀学さんと美術家の中村政人さん達が見学に来る。

夜8時過ぎまでライトを照らしての制作。日曜日ということもあり、大工さんもいなくて、とても静かだった。
途中から車を近くまで持って来て、音楽をかけて制作していると、近所の住人がやってきて、いろんな話をしてくれた。なんだか、壁画については好意的で、こちらも楽しい気持ちになった。

宿泊施設に帰るとカレーが置かれていて、芳賀沼製作所の星さんという人とお話をする。
ぎりぎりで銭湯にも行き、就寝は深夜0時。次の日は県の検査があるので、なんとか明日午前中には壁画を完了させなければと言う話になる。ここで、壁画が終わってからどこに帰るのかという問題が浮上するが、忙し過ぎてまだ決めきれない。8月8日の夜8時に会議が一本都内であるのに参加するか、12日の高知県立美術館に向けて南下するか、二者択一だが、迷う。

8月8日は午前6時半には宿を出発。7時過ぎに現場到着。着彩が終わって無い所をひたすら間違いないように着彩する。といって、一回間違えたが、とりあえず、それも芸術のうち。なんとか午前10時に4壁面の壁画を全て完成させた。壁面は縦5メートル、横10メートルが4面なので、かなり大きかった。

午前10時に終わって、あまりにも疲れすぎたので、とりあえず近くのセブンイレブンで買い物をして宿へ一旦戻り、水風呂に入る。正午に現場に戻って、後片付けをし、現場監督に挨拶する間もなく金沢へ向かう事になる。

午後2時に現場を出発し、金沢に向かうが、疲労のためあまり長時間の運転が出来ない。途中でクレジットカード紛失に気がつく(彦坂尚嘉)。高速に入って少しした時点で無理をするのは止めようと言う事で、目的地を新潟に変更。新潟中央ICに着いたのは午後7時半。ツタヤに行きビデオを借りたが、何を借りたのかもよく覚えていない。ジェイソン・マイケル・ステイサム主演だったのだけど、、、。この日はホテル泊。

8月9日は午前10時にホテルを出て、すぐに接触事故を起こす。示談はすぐ成立するが、黒塗りでドアに龍と書いてある車でちょっと緊張。ツタヤにDVDを返して、金沢へ向かう。
金沢森本で高速を降りて、金沢21世紀美術館により、展覧会を二つ見て、午後6時に金沢から車で40分のところに住んでいるコレクターさんの仕事場へお邪魔する。作品を見せていただき、おしゃべりも弾み、焼き肉までごちそうになってしまいました。Mさん、突然のところ、お付き合いいただきありがとうございます。
焼き肉ですっかり元気になって、午後9時半に金沢を出発して午前1時半くらいに京都に到着。
意外と近いので驚く。

8月10日は朝7時頃、藤沢アトリエで横浜の新港村関係のお手伝い等をしていた中川晋介が深夜バスで到着。藤沢アトリエからiMacを抱えて持って来てくれたことに、私は後でものすごく感動する。とりあえず、午後まで休む。午後は今回高知県立美術館での上映会に出品するアニメーション『Gujararu』のDVDを何度もチェックする。午後5時ころからお弁当の準備をはじめて、午後6時過ぎに高知へ向かって出発。何度か休憩をしながら、高知に着いたのは深夜1時過ぎ。中の亭というシェアハウス?のような場所は、映像作家の大木裕之さんの四国での拠点で、入ると若い男女がUNOなどをして盛り上がっていた。よさこい祭りの最中でみんな疲れた顔をしながらテンションは高い。私たち3人は中の亭から少し離れた場所で泊まる事に。

8月11日は朝から天気が良過ぎた。さすが南国という照り返し。大木さんからの電話で午後12時前からよさこい祭りを見学に行く。大木裕之さんもM・Iというグループでよさこい祭りに出ていて、それに参加しろという意味でカチャーシーのようなものを私たちに配ったのに、そうとは知らず、すっかり三人で観光者をしてしまいました。大木さん、来年はちゃんと参加します。すいません。
夕方17時頃に昼夜兼用の食事をしにひろめ市場の食堂へ行く。初めてだったのでどんなところかと思ったが、行くと沖縄の公設市場のようなところで、活気があった。しかも、食べ物がとても美味しい。高知は良い所だという話になった。夜もひろめ市場を出た所の大通りでよさこい祭りが行われていて、30分くらいお祭りを堪能。
清水の湯という銭湯に行って、ゲオでDVD「ソルト」を借りて、泊まっている場所に戻ってiMacを囲み三人で鑑賞。

8月12日はまたしても猛暑。朝は昨日の市場で買った鯛飯を食べ、E-モバイルのインターネットを繋げてブログを書く(彦坂尚嘉)中川くんは仕事を済ませる。私は昼からの行き先を検索し、牧野富太郎記念植物園を見つける。
昼ご飯はまた市場で食べ、そこから車で20分の牧野植物園に行った。ゆず酒が美味しくてお土産に購入。その他、私の大好きな食虫植物も何個か購入。植物園の展示スペースの他に休憩所があったので、そこで1時間くらい仮眠。夕方4時に宿泊場所に一旦戻り、荷物を車に積む。19時に高知県立美術館着。20時半に上映とシンポジウム。22時過ぎに上映会終了。銭湯に駆け込み、24時から深夜1時まで中の亭にて地元の方々の打ち上げ?に参加。原発問題などいろんな話をする。深夜1時ころ大木裕之さんが中の亭に戻って、行き違いのようにはなってしまったが、挨拶をしてから京都まで高速を走らせる。高知から淡路島、神戸、枚方、京都の流れ。淡路島に着いたのは朝5時で、とても景色が奇麗だった。疲れてなければ清々しい朝日だったのだが、疲れているせいであまり清々しくは思えなかった。

8月13日は朝6時半に京都の事務所に戻る。昼過ぎまで寝るがなかなか疲れが取れない。一日部屋の中。少しでも回復できればとゲオでDVDを2本借りるが、まあまあ。借りたのは「ソルト」に引き続き「トゥームレイダー」の1と2。
でも、最初のうちから彦坂さんは寝てしまい、私はぼんやりしながら見てましたが、そんなに乗れませんでした。2の方は400から800次元あるゲーム空間。1は6流らしい。

8月14日は朝9時に起きて、こうして今までの経過を覚えている限りで書いているというところです。
今日の昼1時過ぎからまた三人で車で新潟に行く予定です。新潟の健康ランドで一泊してから建築系ラジオのツアーのため15日の正午に仙台駅東口ファミリーマートの前に行かなくてはいけません。サバイバルです。最初は一気に仙台まで北上しようかと思ったのですが、調べてみると10時間以上かかりますし、一度南相馬から金沢の時もものすごく辛かったので、やはり大事をとって新潟で一泊することにしました。このごろ、彦坂さんも疲れていて事故が多いので、やはり気をつけなければなりません。

ツアーは17日までですが、南相馬の壁画の件もあるので実際帰れるのがいつなのかというのは、分からないです。18日のオプションにも参加したとして、上手くすれば19日に横浜ということを狙っているのですが、もしかしたらそうならないかもしれません。最悪、25日まで東北あたりにいたりして。。。でも25日は新港村の搬入日なので、それを考えるとまだまだスケジュール調整に悩みが尽きません。25日にもしかしたらまた新潟あたりに行かなければならない?かもというあやふやな日程です。ちなみに、26日から31日まで、横浜の新港ピアで開催中の新港村にて建築系美術ラジオの枠で展示をします。その時は高知県立美術館で上映したアニメーション『Gujararu』も上映する予定です。


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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