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君が代の芸術分析 - 2012.06.18 Mon

象徴界の声

白蓮さんから、コメントのお返事をいただいた。


お忙しいところ芸術判定ありがとうございました。
野々村さんの声は最初いいかなと思ったのですが他の動画のものを聴くとそれほどでもないという感想を持ちました。

top.jpg


野々村彩乃 《想像界》《現実界》の歌唱で、《第1次元 社会的理性領域》だけしかない。つまり《象徴界》の無い国歌というめずらしいしろもの。


「君が代」自体が象徴界の音楽で、式典という象徴界の社会空間で歌われているので、野々村さんの歌唱が、《想像界》と《現実界》しかないということが補われているのですね。それで良く聞こえたのだと思います。

他の場所では、《象徴界》を補うものが無いので、落ちて聞こえるのです。

【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】


オペラのソプラノ歌手は、今でもレベルの高い人は沢山いるので、《第1次元 社会的理性領域》しかない野々村さんは、オペラのプロとしては無理ですね。

比べるのは酷ですが、ネトレプコを聞いてみてください。
彼女の場合は、《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》、それに《アルファ》があります。《アルファ》というのは、最近見つけた未知だった新しいリテラシーです。

各領域で、《超次元》~《第163万8400次元》ある歌唱なので、すごいものです。



ネトレプコ 《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》《アルファ》
各領域で、《超次元》~《第163万8400次元》ある歌唱




こんなにすごくなくて、日本の高校生のソプラノの歌手でも、《象徴界》だけあって、《超次元》~《第163万8400次元》あるのが、います。谷口まりやです。



谷口まりや 《象徴界》だけの歌唱で、《超次元》~《第163万8400次元》ある見事なもの。


もう一人紹介します。
高野百合絵です。
彼女も、《象徴界》だけの歌唱ですが、《超次元》~《第163万8400次元》あります。


高野百合絵 《象徴界》だけの歌唱で、《超次元》~《第163万8400次元》ある見事なもの。

こうした高野百合絵や、谷口まりやの《象徴界》だけの見事な歌唱よりも、
《象徴界》を欠いて《第1次元 社会的理性領域》だけのペラペラな野々村彩乃の歌に感動するというのが、
今日の文化傾向なのです。

しかし、すぐれた歌手は日本にもいるのです。

さだまさし の君が代も良いものです。
《象徴界》だけですが、《超次元》~《第163万8400次元》あります。

さだまさし 《象徴界》だけの歌唱、《超次元》~《第163万8400次元》

佐藤英里の歌も、《サントーム》だけですが、《超次元》~《第163万8400次元》あります。


佐藤英里の歌、《サントーム》だけ、《超次元》~《第163万8400次元》





秋川雅史。
彼の歌は、ネトレプコのレベルで、すばらしいものです。

《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》、それに《アルファ》があります。

各領域で、《超次元》~《第163万8400次元》ある歌唱なので、すごいものです。
聞いてください。


秋川雅史 《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》《アルファ》
各領域で、《超次元》~《第163万8400次元》ある歌唱なので、すごいものです。




それでも他の歌手が歌う君が代に比べれば随分とよいとは思いました。
基本的に国歌をまともに独唱できる歌手がいないのではないか?という印象を持ちました。
誰が歌ってもどこか滑稽なものになるのですね。



同感です。
《第8次元 信仰領域》の歌唱が多いのですね。



天童よしみ 《想像界》だけの《第8次元 信仰領域》の歌唱。


ゴスペラーズ 《想像界》だけの《第8次元 信仰領域》の歌唱。


竹内力 《現実界》だけの《第8次元 信仰領域》の歌唱。


Lyrico 《現実界》だけの《第8次元 信仰領域》の歌唱。



初音ミク 《現実界》だけの《3201~6400次元》


(清志郎はそれを逆手にとったのかも知れません)


清志郎 《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》《アルファ》
各領域で、《超次元》~《第163万8400次元》ある歌唱なので、すごいものです。


あるいはそれ以前に国歌を大勢の前で独唱するというスタイルがいつ頃からできてきたのか?ということが気になりました。
それは割りと最近のことような気がします。
以前の記事で君が代自体が社会理性と想像界のみであって国歌として優れていないという指摘がありましたが確かに国の数だけ様々な国歌がありますが格はバラバラであるようです。
(個人的には共産圏の国歌が案外とよいものが多い印象があります)
イギリスには女王陛下万歳という正式な国歌がありますが実際は今回判定をお願いしたジャネット・マクドナルドが歌ったエルガーの威風堂々の方が好まれているような印象を受けます。
(イギリス人に直接聞いたわけではないので推測ですが)
恐らく未だ未出現ですが国民が心の底から愛唱できる国歌はあった方がよいと思います。
(それが三界を含みサントームがあればなおいいですね)
しかしそもそも国歌というものが政治支配的なものを起源に持っているのでなかなか難しいのではないかとも思っています。




国歌に限らず、近代の国民国家の時代には、国語、国民文学、国民美術、国民音楽等々が作られました。

つまり国歌というものだけを切り離して論じても、なかなかむずかしいのです。

もはや国民国家の時代そのものは過去のものになっているので、国民文化の風化と劣化、骨董化が進んでいるのです。

今日の時代に、国歌を論じることは、私は、意味を見出しにくいのです。

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● COMMENT ●

Re: 象徴界の声

白蓮様

コメントありがとうございます。
ブログで、お返事書きました。

彦坂尚嘉


> 君が代の芸術分析ありがとうございました。
> 聴き比べてみると象徴界を欠いた野々村彩乃の声は象徴界のある谷口まりあや高野百合絵と比べると声にブレーキがかかってないように感じられました。
> しかしその為により強く聴衆の感情を刺激するのだと思います。
> ただそれ以前にこれだけ多くの君が代がアップされてそれが多くの人々に個人的に鑑賞されているという事態の異様さを感じました。
> 何故ならそれまで君が代は行事等において儀式的に斉唱されることはあっても個人的に鑑賞されるものではなかったからです。
> 色々な解釈はあると思いますが君が代はその歌詞の内容から解釈とするとどこまでいっても天皇家を祝い讃える歌なのだと考えています。
> そして今君が代を個人的に鑑賞する人々はそれを国歌というよりもっとストレートに天皇家を崇敬する宗教歌として聴いているように思います。
> 単純化していうと社会に不安が醸成されている為、多くの人々の意識が6次元から8次元に後退して精神的な安定を求めようとしているのだと思います。
> (6次元想像界のみ人々が半径5メートル以内の人間関係から得られる心の安寧をすら喪ったということです)
> 宗教は大衆の阿片、貧乏人の最後の娯楽といいますが多くの人々が君が代を慰安や娯楽として聴いているように思います。
> 後はネットをやっていて気づいたのですがレイシズムやナショナリズムの毒にやられてしまっている人がかなりの数いるということです。
> 彼らの文言は非常に醜悪なもので8次元より更に後退しているものです。
> 概略的にいうと国民全体の想像界が荒廃しエントロピーが増大してしまっているにも関わらず出口がなく象徴界のブレーキもかからないという状況が今の日本なんだと考えています。


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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