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低俗音楽研究会3/8【ニルヴァーナ】 - 2012.09.04 Tue

低俗音楽研究会3/8です。
 
 ニルヴァーナです。
 
 1991年ソヴィエトの崩壊する年にメジャーレーベル:ゲフィン・レコードから『ネヴァーマインド』で出現したニルヴァーナは、新しい時代の始まることを告知する《驚愕》でありました。



 その音楽性は、1980年代の既聴感にあふれる音楽に飽き飽きしていた人間にとって救いだったのです。アメリカでは1000万枚を超えるダイアモンド・ディスクに認定されるヒットとなりビルボードで第1位になったのです。日本のコンビニでも、どこでも「スメルズ・ライク・ティーン・スピリット」が繰り返し流れた状況は信じがたいものでありました。全世界で3000万枚を売り上げたのです。




        【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】


 しかしその歌詞は異様に暗かった。Wikiによるとカートの作詞はウィリアム・S・バロウズの『裸のランチ』に影響を受けており、自身の日記に記した内容をカットアップして行なっていたといいます。
 
 ニルヴァーナの驚きは、「汚れた」「薄汚い」という意味のグランジと呼ばれたノイジーで破壊的、破滅的な激しいヘビーな歌唱や演奏もさることながら、その教養ある多様性と、アメリカのフォークソングの偉大な伝統を引きつぐ正統な音楽性にありました。
 
 その音楽は《超次元》〜《第163万8400次元》という超多層なものです。
 
 同時に、《絶対零度》、《固体》、《液体》、《気体》、《プラズマ》という5つの様態的の同時表示性もある厚い表現でした。
 
 さらにリテラシー的にも、特にこのアンプラグドのアコースティックによる演奏がすぐれていますが、《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》《α》《β》、そして《γ》という、すべてを含む新しさを持っていたのです。
 
 1994年、リーダーのカートコバーンは、ロックの大スターでありながら、ライフルを口にくわえて自殺します。そのニュースを聞いたときには、私は「やはり、本物だった」と思いました。予想していたと言うのは言い過ぎですが、しかし彼の深い傷ついた心を私は感じていたのです。







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● COMMENT ●

私はカート・コバーンが生きている時はまったく知らず、高校生の時にはじめてを聞いて衝撃を受けました。
当時はメロコアが流行っていましたが、『ネヴァーマインド』から入ってニルヴァーナを聞き始め、また同時期にマイクケリーとトニーアウスラーがワタリウム美術館でやった、ソニックユースのノイズも混じるインスタレーションを見て、ロックなアメリカ人の芸術に対する姿勢が軽薄で馬鹿騒ぎというのから、本当にシリアスに見て聞いている層がいるという方向に見方が一大転換しました。あと、それまでの人生でまじめに音楽を聞いていなかったので本当に後悔していました。
個人的には、1991年にパラマウント・シアターのライブが、ハードコアなエネルギーと一体感がありつつ、カート・コバーンの打ちひしがれたオーラとフォーキーな感覚が曲のなかに滲み出て来ていて、このバンドのハイブリッド感が映像に凝縮されたようで、たまらなく好きです。
http://www.youtube.com/watch?v=vV2kbeC9suc&feature=related

《絶対零度》、《固体》、《液体》、《気体》、《プラズマ》というのは、何万年分の地層の厚みだという感じですが、アンプラグドを聞くと、どこまでトラッドになるんだという底知れなさがあるので納得するしかありません。ところで、彦坂氏から見て、ジャケットなどに使われているカート・コバーンの絵や写真コラージュもこうした厚みはあるのでしょうか。忌野清志郎は、音楽は「《超次元》から《第41次元》の全領域、ただし《第1次元 社会的理性領域》は無い」で彼の絵に関しては《第6次元》という判定だったと思うので、よろしければ判定を教えていただけないでしょうか。


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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