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 - 2011.08.23 Tue

最初に昨日の補足です。
近代芸術を理解する為には映画鑑賞や映画研究は重要なものです。


その中でも、最初の映画表現をつくったルミエール兄弟の映画は、たいへんすぐれているものです。
昨日とは違う、ギター演奏付きのものを楽しんでください。



この原映画には、動くということを記録した映画のすばらしさが満ちあふれています。この動きというのは、時代の温度が上がって春になったように氷河が溶けて水が流れ始めたという《近代》の本質的な様態の現実が映し出されています。つまり液体状態の表現なのです。

彦坂尚嘉の『アートの格付け』では《超次元》から《第6400次元》まであって、《原芸術》《芸術》の二つがあります。
このルミエール兄弟の映画の中にある《原-映画》性を私はすばらしいと思います。




普通に映画と言った時に、かならずしも全ての映画の中に、映画の本質である《原-映画》性があるのではありません。
ジョルジュ・メリエスの『月世界旅行』は、ルミエール兄弟の映画を見て作られたものですが、そこには複数のシーンがあって物語が描き出されています。
この『月世界旅行』には、しかし《原-映画》性が無くて、かわりに《原-演劇》性があります。

画面には動きが映っていますが、それは演劇であって、《原-映画》と私が言う動きではないのです。とにかく動くという事の面白さを追ったものではなくて、演劇を追ったものなのです。つまりメリエスの『月世界旅行』は映画というよりは芝居なのです。

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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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