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三菱一号館美術館:シャルダン展 - 2012.10.22 Mon

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シャルダン展を見てきました。もともとアカエイの作品や、ストーブの作品が好きでした。うさぎの死んだのを描いくことが、大きな出発点になったと言うことですが、今回の展示は、初期の2枚のうさぎの絵が秀逸で、すばらしいものでした。


        【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】
芸術分析的には、《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》まであって、完全に近代絵画です。4界があるといっても、《現実界》の強い作品で、そのことが感動を誘います。
ですから様態も《液体》ですので、溶けているというか、いわゆるカチッとした写実ではなくて、煙ったような汚さがあるのですが、それが良いのです。
途中で作風がかわって、人物になると《想像界》だけの軽アートに堕落するのですが、それによってサロンの人気を獲得して、豊かになります。
晩年、再度静物に戻って、作品は再度、《超次元》〜《第163万8400次元》の分厚い芸術になります。
こうした作家としての処世の展開まで含めて、面白い展覧会であると言えます。
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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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