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退屈な芸術/面白いキッチュ - 2011.08.31 Wed

彦坂様


こんにちは、Aです。
昨日は、久しぶりにいろいろとお話ができて楽しかったです。
ありがとうございました。

迷ってたくさん歩いたため、ゆうべは足がかっかしてダウンしていました。
なにか彦坂さんにお伝えしようと思っていたことがあったはずなのに忘れてしまい。。
それを思い出しました。


昨日の会場が、「天国」であったことですが。。。

絵を見るのが好きな一素人の意見と思って聞いてくださればと思うのですが、、

わたしは「現代アート」というものは、そういうものだと思っていました。

あのように、妙に静かで動きのない。。。
(生命力のない?)

そういうイメージで思っていました。

なので、よく分からない、という感じです。

よくクラシック音楽の演奏会や、西洋の美術展をご一緒する音大で聴音の講師をされている
友人がいるのですが、彼女は子供の頃油絵も習っていたそうです。
過去、フランスなど旅行して美術館にもそれなりに行っているようです。
その方も「現代アートは分からない」と言っています。
(同じように「現代音楽は分からない」とも言っているのですが。。)

これが、多くの人の正直な気持ちなのだと思います。

彦坂さんの話を聞くようになって、写真が発明されたために
絵画の存在理由がなくなり、コンセプトが先行するアートが出現した、というのは分かりました。

だから、きっと見たら「すごい」と思う現代アートはたくさんあるのだと思います。
勉強をすれば「分かる」アートも、たくさんあるんだと思います。

でも、そういうことではなくて、わたしたち一般人が簡単に目に触れる範囲に溢れている
「現代アート」と呼ばれるものが、なんだか、、「退屈」なんですね。
見ていてエネルギーを吸われる感じというか。。
(本来芸術はその反対でなくてはいけないと思います)
日本だから、かもしれませんが。。

きっと教育の問題とか、画壇とかいうものの存在の問題とか、いろんなことがあって、
そういう風になったんだろうと思います。
彦坂さんの怒り(?)というのも、うなずけるような気がします。
なんだか悲しいことだな、というのは、すごく思います。


そういうことを、昨日の帰り道考えていました。


なんにせよ、いろいろと勉強になる日々です。
ありがとうございます。


31日には早いですが、今回の展示、お疲れ様でした。
みなさんの作品は見てて楽しく、行ってよかったです。


まだ暑いので、お体お気をつけてください。


AAAAA








AAAA様

メールありがとうございます。
新港ピアに来てくださってありがとうございます。

今回の企画の『新・港村』は、非常に頑張った企画で、日本の現代美術の集約点=終着のように見えます。同時にそれが、新しい現代アートの出発の兆しを示しています。



にもかからわず、会場にただよう現代美術のつまらなさというのは、
二重性があるでしょうね。

一つは日本の現代美術というものには偽の芸術が多いというつまらなさです。

もう一つは、本物の多くの人には芸術が分からないという事です。

このことはしかし、現代美術に特徴的な事ではありません。
近代以前でも同様な事はあって、
実は美術の多くは芸術ではなかったのです。

ですから現代美術が退屈であるのではなくて、
もともと、あらゆる時代の芸術は退屈なのです。

実例を挙げれば、
能は、その出自である田楽や延年に比べれば退屈であったのではないでしょうか?

退屈というのは高級という事です。

あらゆる高級で、高尚な芸術は退屈なのです。

退屈さを欠いてはハイアートとしての芸術は成立しません。

今日のタランティーノの映画においても、退屈で意味不明の会話の長々とした存在抜きにはありえないように、芸術とは退屈な要素が重要なものなのです。

(この後、芸術の本質が、工芸、装飾、イラストにあるということと、ハイアートの関係が論じられています。さらに最後に、今日のハイアートとキッチュの差を、実例を挙げて語っています。)
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プロフィール

New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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