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精神科医・名越康文氏-人に何かやってあげようという心理の危うさを語る - 2012.12.11 Tue




 今日の社会が、ばらばらに電離した状態になっているということもあるのかもしれないが、「他人になにかやってあげよう」というようなことは、まずいのですね。私はニーチェの《贈与の徳》というのを信じて、村松画廊や、東京画廊、ギャラリー手、そして気体分子ギャラリーで多くの人に展覧会企画を作って提供してきていますが、それがみなまずい結果や、ひどい結果になっていますので、この名越先生の言うことは正しいと思います。
 今回、「気体分子ギャラリー」という名称を止めて、「有限会社・前衛実験NETART」としたのは、そういう苦い思いからです。「あいちトリエンナーレ」への出品を契機に、晩年は自分の個展を中心に発表を集中していきたいと思います。
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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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