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彦坂尚嘉の中国西安旅行3/中国の古さについて - 2012.12.21 Fri

 2012年12月19日

中国の古さについて・・・・

 中国に来て気がつくのは、現代建築やモダンデザインに見えるものが、《固体》であることです。《固体》であるというのは、H2Oの水が凍っている状態です。氷の《固体》なのですね。これが歴史的には前近代です。日本で言えば江戸時代なのですね。中国には、選挙制度もなくて、共産党による一党独裁による支配で、江戸時代のような封建時代を生きているのですね。

 中国は江戸時代のような封建時代を生きながら、そこに片側6車線の無料の高速道路がダイナミックに直線で続いて、140キロが普通であるかのような高速運転で、近代の産物であるフォルクスワーゲンなどのヨーロッパ系輸入の自動車が大量に走りまわっている。人の顔もほとんど全部と思えるほどの多数が《固体》ですから、辮髪(べんぱつ)というのは、日本で言えば丁髷(ちょんまげ)のようなものですが、頭髪を 一部を残して剃りあげ残りの毛髪を伸ばして三編みにし後ろに垂らしたものですが、現在ではこのような辮髪(べんぱつ)は実際には無くなっているのですが、精神状態は古くて、辮髪(べんぱつ)の前近代性を大量に残しているように見える顔をしています。精神性というのは顔の明確に現れるのです。

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【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】

 Twitter、facebookも、you tube 動画、fc2ブログも見られません。
 江戸時代のような驚くべき鎖国主義です。この原因がどこにあるのかは、いろいろな視点で語られると思いますが、彦坂尚嘉の芸術分析の視点で言えば、それは現在の中国人の精神の様態が、現代人ではなくて、辮髪(べんぱつ)を結った封建人であるからでです。それが今日の膨大な現代建築の建設にも現れている。一見すると現代建築のような高層の集合住宅が、ものすごい量で建設を続けられてますが、その見かけとは裏腹に、その様態は奇妙に古くて封建的で《固体建築》なのです。

 この様な《固体建築》は日本にもあって、その代表は最高裁裁判所の異様に権威主義的な嫌な気分にさせられる建築です。この建築家は岡田新一で、この最高裁裁判所は1974年に竣工して、日本建築学会賞を受賞しています。岡田新一はその他にも警視庁本部庁舎を作っていますが、こうした日本国家の中枢部分にある《固体建築》の存在は、一見モダン建築に見えながら、精神的には江戸時代のような封建的な古さを維持しているアジア的なるものなのかもしれません。しかし、実はアジアだけではないのです。イギリス最高裁判所も《固体建築》です。アメリカ合衆国の合衆国最高裁判所も《固体建築》です。フランスのコンセイユ・デタとも呼ばれる国務院という最高裁判所も《固体建築》です。ドイツの連邦最高裁判所も《固体建築》です。つまり今日の現代においても法秩序の中枢は《固体》なのです。中国の場合には、これが普通の集合住宅建築にも、あるいは大型のショッピングセンターや、さらには建築界のノーベル賞と言われるブリッカー賞を今年に受賞した中国現代建築の巨匠・王澍( Wang Shu, ワン・シュウ)という、芸術建築の先端にも及ぶのです。

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 こうした中国建築の保守性と、Twitter、facebookも、youtube 動画の遮断という状況が、無関係であるとは思えません。

 Googleは、中国政府から規制を受けたために、自由な情報アクセスを求め政府と対立し2010年3月22日に撤退して、香港から展開していますので、一部は中国からも見られますが、中国政府の妨害は続いているようです。しかし中国の言論抑圧とは違うにしても、ドイツもフランスも、反ナチス的な配慮から、ネオナチズム的な言論に対しては抑圧していて、Googleはそれに従っているようです。映画俳優のトム・クルーズが入信しているので有名なサイエントロジーに対しても、同様なトラブルがあって、言論の自由そのものは、無色透明に現実世界の中で成立しているわけではありませんので、その辺は柔軟によく配慮して考えなければなりません。そうであってもしかし、中国社会や現代中国文明の閉鎖性や独裁制、そして《固体》性という古さは、非常に根深い構造として存在しています。その事をどう考えるのか? 実は日本も、中国と無縁ではないのではないか? 中国が《固体》という状態を克服できないではないか? 中国の首相である中華人民共和国主席の顔を、芸術分析すると全員が《固体》の人格です。

 それに対して、今回選挙で勝った自由民主党の安倍晋三は《固定》ではなくて、《液体》です。つまり近代人であって、封建人ではないのです。日本社会は、中国に比べれば、新しいのです。ついでに見ておけば、アメリカ合衆国大統領のオバマの人格は《気体》の状態です。ドイツの大統領のクリスティアン・ヴィルヘルム・ヴァルター・ヴルフ、そしてドイツの女性首相アンゲラ・メルケルの人格も《気体》です。つまり欧米先進国の権力者の人格は、気体状態の人格になっているのに、日本は古いのです。しかし中国よりは新しい!

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安倍晋三

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バラク・オバマ

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アンゲラ・メルケル

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クリスティアン・ヴィルヘルム・ヴァルター・ヴルフ

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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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