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モーツァルトの豊かさ/『ポントの王ミトリダーテ』 - 2013.01.08 Tue



 モーツアルトの『ポントの王ミトリダーテ』は、14歳のモーツアルトが作曲したオペラです。

 モーツアルトが好きになりました。実は私はモーツアルトを聴くとイライラとして、怒っていたひとなのです。それは《第6次元 自然領域》の音楽に対するいらだちだったのです。でも嫌っていても、それを良いと思っていたのではなくて、モーツアルトの好きな人に会うと、何処が良いのか、教えを請うてきていたのです。

 自殺してしまった清水清一もモーツアルトの好きな人で、何処が良いのか、何を聞けば良いのか、私はしつこく聞いています。もう、清水が何を好きだったのかも忘れてしまいましたが、私を説得は出来ませんでした。映画『アマデウス』もちゃんと見ていますから、単なる普通のモーツアルト嫌いではなかったのです。

自分の意見を変えた大きな切掛けはアドルノの『音楽社会学序説』を立教大学大学院の授業のテキストに使ってからです。アドルノの言う《軽-音楽》というのはオペレッタや、ワルツ、そしてミュージカル、さらにはジャズなのですが、この批判を理解するようになると、彦坂的には《想像界》だけの単層のデザイン音楽で、《第6次元 自然領域》だと言うことになります。


【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】

 そうすると驚くことに、モーツアルトの音楽には、《想像界》《象徴界》《現実界》の3界があって、《原芸術》《芸術》であるのです。それが分かるとモーツアルトが《第6次元 自然領域》であっても、音楽的芸術性や多層性が聞こえるようになって、楽しめる様になったのです。

 モーツアルトが好きな方からは笑われるでしょうが、《第6次元 自然領域》の音楽にも、《軽-アート》と《重-アート》の2種類があったのです。その聞き分けがようやく彦坂に出来るようになった。

 多くの人がモーツアルトを好きであると言う意味では、《サントーム》の無い、《想像界》《象徴界》《現実界》までの多層性で、《反芸術》や《非芸術》《無芸術》の入っていない《原芸術》《芸術》の作品は、大衆性や一般性があるのかもしれません。

 つまり《軽-アート》を作らなくても、《第6次元 自然領域》の芸術を作ることで、一般の人たちとの折り合いは計られるのです。事実そういう選択をしているアーティストも多くいるのです。

 しかし《サントーム》や《反芸術》を入れないと言うことは、正確な意味での近代芸術や現代芸術にはならないと言うことになります。
それでも《原芸術》《芸術》が成立するのだから良いという考えはあるのかもしれません。
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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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