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《ライト-アート》と《ヘビー・アート》/「ちゃんとしていない」作品の制作 - 2013.01.11 Fri

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《ライト-アート》と《ヘビー・アート》の作り分けと、並列を、かなり厳密にできました。

《ヘビー・アート》というのは、シリアス・アートであって、「ちゃんとしている」ことが重要な性格であります。

驚いたのは《ライト-アート》というのは、《きばらしアート》であって、つまり「ちゃんとしていない」ものなのですね。会田誠や篠原有司男のような作品は、「ちゃんとしていない」ということによって制作されている《ライト-アート》なのです。



【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】

つまり《想像界》しかなくて、《第6次元 自然領域》だけで、デザインである表現には、実は二つあって、「ちゃんとしているもの」と、「ちゃんとしていない」があります。そして幾つもの《ライト-アート》と測定していくと、《ライト-アート》との要素として、「ちゃんとしていない」という性格が重要であることがわかりました。


この事は大きいのかな、と思います。今回の《ライト-アート》の基準に使ったのは、マイルス・デイヴィスの「カインド・オブ・ブルー」だったのですが、つまりそこで分かったのは、マイルス・デイヴィスの音楽は「ちゃんとしていない」ものであって、ドイツの哲学者アドルノがジャズを《軽-音楽》と批判したのは、どうも正統であったという結果でした。

しかしご存じのように1959年の「カインド・オブ・ブルー」はモダン・ジャズの歴史上でも屈指の傑作アルバムとされています。今も愛聴されていて、異例のセールス記録を伸ばし続けていて、売上総数1000万枚を超える名盤中の名盤なのです。このジャズの名盤が、アドルノが批判したように《ライト-アート》であり、それは「ちゃんとしていない」ものであるところに、社会が考える芸術というものの性格が良く出ています。芸術が複雑で理解しがたい現象を巻き起こす秘密の重要な要素が、ここにあります。

私は真面目に考えすぎてきていて、この《ライト-アート》の気晴らしアートの「ちゃんとしていない」ものに深い意味を見るという、社会的な詐術を理解できずにきていたのです。なるほど、合点がいきました。

一方の《ヘビー・アート》は、《ライト-アート》を作って行く作業から逆照すると、かなりの狂気であって、物事をジーと2時間も3時間も凝視続けるような視覚を形成しています。多くの人が受け付けないのも当然であると思いました。

今回のこの花という凡庸アートの作品は、こうして2点が一緒になることで、コンセプチュアル・アートとして完成します。
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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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