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1980年代における《呪術》の復権 - 2013.01.22 Tue

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ギリシアの哲学者プラトンの学問の世界を、“あの世”と言ったことに対して、糸崎公朗さんから「私も、会田誠も“あの世”を見たのだ!」という反論をいただきました。

お二人が神秘体験をもっていることは私も知っていたのですが、この二つの違いは、一方が学問や芸術であるのに対して、もう一方がイメージの世界としての“あの世”なのですね。それは、普通には《呪術》と言われるものです。


【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】


糸崎公朗さんも会田誠さんも、1980年世代で、この時代はアメリカの西海岸を中心にして世界的にニューエイジ・ムーブメントが台頭する時代です。こうした動きを背景にダリル・アンカや、エドガー・ケイシーなどの心霊家が有名になります。こうした動きは《呪術》の復権であったと私は思います。

“この世”に対して、“あの世”であることにおいては、どちらも似ているとは言えます。しかし《呪術》と《学問》は敵対性があります。《呪術》を否定するところから《学問》が始まったからです。

そして1980年代のニューエイジ・ムーブメントというのは、科学などの既存の学問を否定するものでありました。

私自身はダリル・アンカや、エドガー・ケイシー、さらにはモーリス・バーバネルなどの霊媒は、全く評価しません。

しかしこのような神秘体験を信じる人々の《信仰の自由》は、尊重する立場です。さらに今日の多くの人々が迷信や呪術に興味もっていることも知っています。私の立場は、それらの人々を差別はしないというものです。

つまり《学問》と《呪術》の両方の存在を、事実として認めるのです。それは《ライト-アート》と《ヘビー・アート》の両方を認めることと同様の態度なのです。

しかし《呪術》を学問とは言わないということです。同様に呪術に基盤を置く《ライト-アート》は、《ライト-アート》であって、《真性の芸術》とは言わないのです。

多くの人間は、学問も芸術も嫌いです。

そして多くの人は、呪術も迷信も好きで、必要であるのです。同時に《ライト-アート》が好きで、必要なのです。それは事実であるから私は認めます。
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● COMMENT ●

はじめまして

彦坂さんの動画から、検索して、来ました。
なるほど、面白い解釈ですね。

「ライト」には、中身・魂やココロがない・・という受け取り方?

そういう意味では、私も同感かも・・です。

>しかし《呪術》を学問とは言わないということです。同様に呪術に基盤を置く《ライト-アート》は、《ライト-アート》であって、《真性の芸術》とは言わないのです。

私は学問と呪術は違うと思いますが、呪術と音楽が近しい関係にあるように感じます。


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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