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マイケル・サンデル - 2013.01.26 Sat



マイケル・サンデルは、ハーバード大学教授の哲学者。『これからの「正義」の話をしよう』が有名ですが、この『市場主義の限界』論も、大衆的な共感と人気をはくする内容と言えます。

私自身は画家で美術家で、多くの芸術作品を見てきています。その視点でこの今人気の哲学者の顔を、精神が作り出した芸術作品として見て芸術分析すると《ライト-アート》なのです。


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マイケル・サンデルの顔には《想像界》だけであって、《象徴界》《現実界》《サントーム》がありません。《軽-人格》の哲学者なのです。このような人格の哲学者としては1980年代の代表的なフランス人哲学者ボードリヤールがいます。日本人では吉本隆明です。彼らの思想は大衆的な人気をえるものなのです。

《想像界》だけの人は今日たくさんいて、人類の進化した新人類というべき人々です。政治家で言うと小泉純一郎、ドナルド・レーガンなどです。大衆を魅了する力があります。

『これからの「正義」の話をしよう』を書いたマイケル・サンデルは、コミュニタリアニズムの代表的論者です。その思想は『正義論』を書いたジョン・ロールズを批判したことで有名になりました。つまりここには2つの正義論の激突があるのです。その両者を読んで判断することはやさしいことではありません。

彦坂尚嘉のアーティストとして芸術分析では、ジョン・ロールズの顔は、《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の多層性をもつ人格になっています。つまり《ヘビー・アート》的な精神がつくった顔なのです。ジョン・ロールズの《ヘビー・アート》が好きか、マイケル・サンデルの《ライト-アート》が好きかという事に置き換えて判断してもよいと仮にすれば、判断するその人の人格と関連すると言えます。どちらでも良いと思いますし、両方の考え方があって良いと思いますが、こうして、今日の哲学状況も複雑であるのです。
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● COMMENT ●

''ヒトの意識の集大成が、歴史、そして今の社会であるのならば、「意識的な行動の総体」である以上、それは妨げられたもの、それにたいしての逆走した結果というものである。
困難を伴い、外圧に反発する行為でなければ、意識的行動は弱くなるわけだから。
意識的な行為の総体とは、そういうことになる。
 
つまり、それは上部構造向けて反逆ではなく、大部分の人が「餌を求めているだけの行為」でしかなく、そこから生まれる意識が、別の逆性を生んだということだ。
 
理解というものの困難さを知らない物達は、ただ「無意識のまま」である。
人に理解を与えるのは難しいと理解した者達「だけ」が、「意識的な行動をした」。その結果である。「社会は意識の総体であるのだから」
逆説的に言えば、悪人ほど、正しいことをすることが難しいことを知っている。
正しいことをするのは困難であると気づいた「困難に出会い意識が高くなった人」により、世界は醜悪に作られたわけだ。
その原因こそが、「理解の本質を知らないのに、道徳を重んじてる馬鹿ども=誰かが正しいことをしてくれる」という者達による、社会に横たわった動かしがたい思念であり、なおかつ、彼らは無意識=正しさなどを考えない人達だということ。

無意識は何も産まず、意識が正しさや悪意を生む。しかも、無意識の根源が「正しいことはあたりまえ」であるならば、それは悪意の部分しか、意識の総体である社会には付加しないのである。''

虚空と君のあいだに
http://www.mkmogura.com/blog/2012/05/12/1139


彦坂さんの言う想像界だけの人格やヘビーとライトの違いは、上のブログで言う意識と無意識のようなものでしょうか。

橋本治と内田樹の顔の芸術分析をお願いします。

>判断するその人の人格と関連すると言えます。

完全に同じ意見です。人により正解が異なります。
しかしそれとは別に「芸術性」という普遍が間違いなく存在します。それがわからない人たちを育てるのがアーティストの役割だと考えています。

彦坂さんの芸術分析はその役割をしていると評価しています。
(えらそうに評価してすいません。)


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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