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才能とアーティスト - 2013.02.06 Wed

才能とアーティスト/反省芸術・糸崎公朗blog3

糸崎さんが《才能》について、少し難しい文章を書いておられる。

今日の「才能」という言葉は、カントの悪しき風化用語になっていて、何の努力も、何の学習もしないで、生まれたままの天性の自分の中にある傑出した能力だと思い込んでいる日本人がたくさんいる。若いアーティストの多くがそういうカントも読まないカント的な考えでいるように見えるのだが、それは単純に間違いで、ただの野蛮人にすぎない。日本には自称天才の野蛮主義のアーティストがごろごろいるのである。


【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】


欧米というのは文明主義なのであって、日本の野蛮人主義が珍しくて動物園の檻の中の珍獣を見るように興味を示す事はあっても、中心部分は文明であるのです。

アートが原始美術を大量に吸収してきたのが20世紀ではありますが、しかし本物の野蛮はただの野蛮にすぎません。文明という檻の中の野蛮な珍獣として日本アーティストが振る舞う事の限界はあるのです。

そういう意味で今日の「才能」という言葉への淫し方は、私には疑問です。私が会ってきた若いアーティストのすべてが、ただただ万能感に囚われた無知な野蛮人でしかなかったように思っています。

無知な野蛮人が、今日の情報化社会のあくなき革新性の流れに生き残って行けるのでしょうか? すぐに飽きられるように思うのは、私だけなのでしょうか。

ゴッホにしても、ピカソにしても、若い時には8流のペンキ絵しか描いていません。学習と努力で、すぐれた芸術家になって行ったのです。建築でも、美術でも、文学でも、優れた先人から学ぶ事は不可欠なのです。

野蛮な才能など、存在しないのです。才能というのは、単なる幻です。

才能はいらない。すぐれた作品を作ろうとする、あくなき執念だけが必要なのです。

糸崎さんにも、執念を語っていただきたい。糸崎公朗さんは、何に対して執念をもっているのか?



才能とアーティスト
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● COMMENT ●

>無知な野蛮人が、今日の情報化社会のあくなき革新性の流れに生き残って行けるのでしょうか? すぐに飽きられるように思うのは、私だけなのでしょうか。


飽きられることで成長すると良いと思いますね。


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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