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ジュエルの高度な音響詩 - 2013.03.21 Thu



遅まきながらジュエルにはまりました。これは1995年のデビュー期のライブですが、表情の細部にわたってすばらしいです。

 ジュエル・キルヒャーは、アメリカ合衆国のシンガー・ソングライターです。本格的な音楽活動を始めた10代にはホームレスとしての極貧生活を選択して、路上ライブを展開して評価されるようになる。1994年にデビュー・アルバム『心のかけら』を発表。ビルボードチャートに最高4位、2年に渡ってチャート・インし、アメリカだけで1200万枚を売り上げている。


【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】

 ジュエルの1998年の歌です。歌と言いましたが、これは詩であって、音響詩ですね。音楽ではない。そしてこれは鬼束ちひろのお手本の一つです。

 素晴らしいですが、これは音楽の様に見えながら《詩》であるということが重要なのですが、一般的には私の意見は無理でしょうね。無理であるのは知っているのですが、言いたいのは芸術の根源の一つは《詩》にあって、それは音響詩なのです。人類史700万年の中で、無意識が経験を圧縮して言語を形成していくのですが、まだ文字を生み出す前の経験の圧縮が《詩》になり、芸術になるのです。同時に悲惨な経験の圧縮がモラルに結実していきます。こういう無意識による人間の経験の圧縮への感動が、ジュエルの歌=音響詩にはある。



 ジュエルの2001年のテレビライブのはずです? 
 こういう良さが《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界があることが重要です。さらに《超次元》〜《第163万8400次元》の多層性がある。彼女がホームレスをやって来た経験の圧縮は彼女の歌にあるのです。そして《高温プラズマ》化している。よくある歌に過ぎないと思われる方が多いとは思いますが、そうではなくて新しいのです。新しさというものはこういう様態変化によって獲得されているのです。
 人間の表現は音楽であろうと美術であろうと、精神によって表現されているのです。そして人間の精神は、人格形成が基盤にあるのです。ジュエルの歌=詩の良さは、この彼女の体験の圧縮性の中にあるのです。
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● COMMENT ●

>ジュエルの1998年の~

歌ではなく詩という定義をされましたが、私には音楽に聴こえます。詩とはなにか?言語とはなにか?
文字とは?彦坂さんの説明に沿えば私の場合「詩、言語、文字」これらすべて音楽になります。

Re: タイトルなし

99 様

> >ジュエルの1998年の~
>
> 歌ではなく詩という定義をされましたが、私には音楽に聴こえます。

ごもっともな反応だと思います。
私の言語判定法による判断であって、常識的な判断とは違います。

詩とはなにか?言語とはなにか?

人類史が、今日では700万年といわれています。
ホモサピエンスだけでも10万年といわれます。
少なく見積もって、10万年の人類の体験が圧縮されて、無意識の中で言語が形成されていきます。正確には言語の原型である《原ー言語》と無意識の呼応の中で、次第に言語が形成されていきます。それは同時に禁忌の形成でもありました。普通に言われるのか、近親相姦の禁止の成立です。オットー・ランクという精神分析家は、このインセクト・タブーの中に詩のひとつの根拠を見て『文学作品と伝説における近親相姦モチーフ―文学的創作活動の心理学の基本的特徴 』(中央大学学術図書)という本を書いています。

> 文字とは?彦坂さんの説明に沿えば私の場合「詩、言語、文字」これらすべて音楽になります。

彦坂尚嘉的には、言語判定法を使って測定するのですが、《原-音楽》という言葉や、《音楽》という言葉を、鬼束ちひろの音楽や、ジュエルの音楽に投げかけても、「そうだ」という反応が返ってきません。私がやっているのは、言語を使った測定なのです。

>それは同時に禁忌の形成でもありました。

文明の始まりと理解しました。

>言語判定法を使って測定するのですが~

設定の話と理解しました、それであれば正しい言葉の分析だと思います。
わたしの場合はリズムを感じたら音楽にしてしまってました(笑)


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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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