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栃原比比奈個展  第151回気体分子ギャラリー『月水金オークション』 - 2013.04.18 Thu

s-ALAN#17


栃原比比奈個展 
第151回気体分子ギャラリー『月水金オークション』


栃原比比奈の作品を、初期から見てくると、非常に早い段階から特異な才能を示していて、同時に油彩画の指導者に恵まれた少女画家であることが分かる。父親は建築家なのだが、その血も受け継いで、非常に才気のある女性である。

大学を出て、800倍の試験を突破して、サンエックスというキャラクターグッズの会社に就職するのだが、デザイナーからは異物として排除されて、3年で再び美術の世界にもどってくる。この経験が、今回の唇の連作の、異様なまでの量産的制作になって現れていると言えるかもしれない。

こうした連作は実は技術的にはむずかしい。普通は自己模倣になってクオリティが落ちてしまうからだ。悪い例を先に挙げれば、横山操という戦後の日本画家の「赤富士」の連作がある。もう一つ挙げれば、戦前からの洋画家だが草土社の中川一政の絵画の連作がある。この2人の特徴は《想像界》しかない《ライト-アート》で、《第6次元 自然領域》の単層美術であることだ。一つ二つを見ている分には良いのだが、たくさん見ていくと嫌になる。

 連作というものが何であるのかと言ったときの問題は、実はベンヤミンが言ったオリジナル神話や、そこでのアウラの問題と深く関わっている。近代と言う時代のオリジナルという価値は、それ故に一回性の神話となって、繰り返さない制作こそが重要だという主張になる。

 それ故に、必要に反復する制作は、実は近代の価値そのものの否定を意味している。彦坂尚嘉の理論で言うと、氷河のように凍った社会が、温度が上がって氷が溶けて、水になって河川として速い流れで流れ出したのが近代という時代であった。そこでは意識の流れが重視され、流れるという変化の形式が時代のエピステーメとなった。しかし、この河の流れは海に到達し、水は沸騰して気体になって、水蒸気になって空中に浮遊するようになる。さらに温度が上がって、水分子が電離して、陽子と電子が、かってに飛び交うようなプラズマ状態になる。そうすると、実は意識も流れることはできなくなって、奇妙なまでに反復をするようになる。バラバラに分解することと、この反復性は、音楽で言えばミニマルミュージックの登場と、それ以後の拡散に象徴されるものである。

と言う分けで、栃原比比奈の奇妙な唇だけの反復作品は、高温プラズマの様態を示していることからも、実は今日的な作品であり、今日的な制作であると言える。その作品は横山操や中川一政の単層性とは格段にちがって、簡単に見える作品であるのだが、《想像界》《象徴界》《現実界》《サントーム》の4界を持ち、《超次元》〜《第163万8400次元》の重層性を持っている。

厳密に言うと2回に分けて制作されている。第一期が「亜卵♯36〜42」で2013年1月29日に制作されている。使用されている紙はクロッキー用のものである。第二期は「亜卵♯85〜91」で、2月18日に制作され、紙質も変化している。


その作品は、反復しながらも質を堕とさずに高いクオリティを維持し続ける。この奇妙な才能こそが、今日の時代のアーティストであるのだ。
【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】
s-ALAN#17

作品名:亜卵♯17
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:268×357㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

彦坂尚嘉責任の[栃原比比奈:亜卵♯17(唇の絵画)]に対する言語判定法による芸術分析

1.基本的な性格

アヴァンギャルドな作品である。

伝統的な美術ではない。

クリエイティヴである。

情報量が2000ある。



鑑賞構造は《愛玩》《対話》《驚愕》《瞑想》の4つがある。しかし《信仰》はない。

《ハイアート》の美術である。

《シリアスアート》の美術である。





2,格付け

《想像界》の眼で《超次元》~《第163万8400次元》の《真性の芸術》

《象徴界》の眼で《超次元》~《第163万8400次元》の《真性の芸術》

《現実界》の眼で《超次元》~《第163万8400次元》の《真性の芸術》

《サントーム》の眼で《超次元》~《第163万8400次元》の《真性の芸術》

3,芸術概念の梯子

シニフィエとシニフィアンの同時表示の美術。

理性脳と原始脳の同時表示美術。

《透視画面の美術》

《原-デザイン》《原-イラストレーション》《原-装飾》《原-工芸》《原大衆美術》《原-キッチュ》《原-シンボル》・・・の概念梯子が無い。

4,総合判断

○ 上中下で言うと、《特上》の美術。

○ 《サントーム》の精神である。

○ 《高温プラズマ》様態の美術である。

○ 《妖精》の意識空間である。


入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。

s-ALAN#40

作品名:亜卵♯40
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:268×357㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。

s-ALAN#86b

作品名:亜卵♯86
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:251×351㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。

s-ALAN#89b

作品名:亜卵♯89
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:251×351㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。
s-ALAN#91b


作品名:亜卵♯91
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:251×351㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。

s-ALAN#37

作品名:亜卵♯37
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:268×357㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。

s-ALAN#88b

作品名:亜卵♯88
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:251×351㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。

s-ALAN#42

作品名:亜卵♯42
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:268×357㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。

s-ALAN#87b

作品名:亜卵♯87
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:251×351㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

入札はこちらのオークション出品リストからお願いします。

s-ALAN#90b


作品名:亜卵♯90
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:251×351㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

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s-ALAN#85b

作品名:亜卵♯85
Artist:栃原比比奈 TOCHIHARA hiina
作品サイズ:251×351㎜
素材:紙に鉛筆、パステル、クレヨン。
制作年:2013年
終了日 2013年4月25日(木曜日)
最低入札価格:4,999円
即決価格:10,000円

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プロフィール

New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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