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橋下氏「国際感覚が乏しかったかもしれない」 - 2013.05.16 Thu

 アメリカ文化の場合、日本以上に性的な抑圧が公的な場では強いので、政治の場での発言は無理なので、自分の非を認めた橋下徹の学習性は正しいと思う。

19世紀くらいから権力の公共化が進んで行くので、政治や行政は《正しい》ということが抽象化していく。アメリカ大統領を描いたテレビドラマ「ホワイトハウス」でも、平和を語りながら、その一方でアメリカ大統領が違法に相手国の大統領を暗殺する悪を必要性として描いている。

 建前と本音の2重性は文明の基本となっている。「汝の敵を愛せ」と書いてあるバイブルに手を置いて宣誓していても、その宣誓テーブルの下では侵略し戦争でナパーム弾を落として殺戮していく。同様のことは性的な面にもある分けで、性の抑圧と放縦は、文明の基本的な2重性の要素であると言える。

 文明の成立の根本にダブルバインドの2重性はあるわけで、その事実の中で、弱い人々は犠牲を強いられる。弱者へのしわ寄せと、弱者の救済も2重性であって、ダブルバインドに過ぎない。外交の場は、2枚舌の世界であって、この2枚舌の矛盾に耐えられなければ、『アラビアのロレンス』のイギリス陸軍将校のトマス・エドワード・ロレンスのように死ぬことになる。
 今からでも遅くないから、橋下徹は政治家として成熟する必要がある。

橋下氏「国際感覚が乏しかったかもしれない」
読売新聞 5月16日(木)11時27分配信
 日本維新の会の橋下共同代表は16日午前のフジテレビの番組で、在日米軍に風俗業の活用を働きかけた自らの発言について、「表現の拙さがあった。アメリカで風俗というと売買春を思い浮かべる。国際感覚が乏しかったかもしれない。非常に反省すべきところだ」と釈明した。



【続きは下記Read Moreをクリックしてください。】
 また、「僕が言いたかったことは、米兵の性的犯罪を建前論ではなくしっかりコントロールしてほしいということ」とも語った。

 いわゆる従軍慰安婦問題に関しては、「戦場での性の問題、各国でひどいことをやっていたにもかかわらず、日本だけがどうして批判を受けているのか」と指摘。「強制連行があったのかどうか、(1993年の)河野談話では認めているようだが2007年の閣議決定では否定している。はっきりしないから世界から非難を受けている」と述べた。

 橋下氏はこの後、大阪市役所で記者団に対し、従軍慰安婦の問題を党内で議論したいとの意向を表明。風俗利用に関する発言は撤回しない考えも示した。橋下氏は24日に元慰安婦と面会する。

最終更新:5月16日(木)13時16分
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New HIKOSAKA 彦坂尚嘉

Author:New HIKOSAKA 彦坂尚嘉
彦坂 尚嘉(ひこさか なおよし、1946年6月26日 - )は、 美術家。立教大学大学院特任教授。日本建築学会会員。日本ラカン協会会員。気体分子ギャラリーを主催。

【著書/出版】『反覆/新興芸術の位相』(74年、田畑書店)、『死に対抗する力』(91年、ギャラリーKURANUKI)、『リノメランコリア』(94年、岡部版画工房)、共著『リベーションの現場』(05年、彰国社)、共著『メディアと精神科医』(05年、批評社)。共著編『皇居美術館空想』(08年9月朝日新聞社)。『彦坂尚嘉のエクリチュール』(08年、三和書籍)、共著『3・11万葉集 復活の塔』(2012年、彩流社)

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